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 発達障害がある熊本県阿蘇市の県立高校支援員、井芹大悟さん(43)が熊本地震後、障害に苦しみながらも被災生活の工夫をしたり、被災者支援に加わったりした記録を本にした。震災はまだ続いている――。そう伝えたいと言う。

 井芹さんは発達障害の一つアスペルガー症候群の特性に悩み、東京の会社を退職。阿蘇市の実家で数年間過ごした後、家業の郷土料理店を手伝いながら働いていた。

 昨年4月16日の本震で自宅が一部損壊し停電、断水。井芹さんは極度の緊張で、何か作業をしないと落ち着かなかった。感覚過敏がひどくなり、健常者では気にならない振動や音、光で熟睡できず、体調を崩して寝込むこともあった。

 郷土料理店も被災して休業し、…

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