昔よく昼間にやっていたようなドラマなどで頻繁に目にした(気がする)シーンがある。
それは「平日の真っ昼間から繁華街を歩きラブホ街へ行きラブホへ入り不貞セックスをする」というシーンだ。
ドラマ内で不倫などを描写する際の記号として、よくドラマでそういうシーンが挿入されていた(気がする)。
当時俺はこういったシーンをドラマにおける単なる記号としてしか認識していなかった。
思い詰めたら河原で黄昏れる、犯人を追い詰めたら崖へ行く、ちょっと深刻な話をするときは会社の屋上へ行く、不倫するならラブホへ行く。
そういったドラマにおけるお約束、一連の記号としてそのシーンを見ていた。
このシチュエーション、「平日の真っ昼間から繁華街を歩きラブホ街へ行きラブホへ入り不貞セックスをする」は実はめちゃくちゃエロいものだということに。
ここでは仮に不貞セックスとしたが、それが友達でも恋人でもいい。
とにかく、「平日の真っ昼間からラブホへ行きセックスをする」というシチュエーションはとんでもなくエロいのだ。
想像を巡らせてみる。
不貞相手と平日のけだるい真っ昼間から何もかもサボってこそこそとラブホへ入り、外はまだ明るいのにわざわざ部屋を薄暗くして暖色の間接照明をつけただただセックスする…。
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!エロい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言葉にするのは難しいが、この背徳感というかなんというか、日常に隣接する非日常というか、とにかく「平日の真っ昼間から」「ラブホで」というのがポイントである。
(そこに不倫という要素が乗っかるとNTR的なものが好きな自分としてはより良いがそこは個人の好みにもよる。)
もちろんこういったシチュエーションはエロ漫画やAVにも数多存在するし、俺も見かけたことがある。
しかし、エロ漫画もAVもこのシチュエーションを描写する際、ドラマのような独特の空気感が今ひとつ作り出せていないように感じられる。
これも言葉にするのは難しいが…、「けだるい平日の昼間」+「ラブホ街をいそいそと練り歩く」+「安っぽい豪華さを感じる内装のラブホに入りセックスをする」という要素が日常生活のすぐとなりに存在するという描写があるおかけで、はんぱない相乗効果が生まれているように思うのだ。
エロ漫画にもAVにもこの感じはいまのところ表現されていないように思われる。
このシチュエーションを体験出来る機会は少なく、もはやこのシチュエーションを味わうためには、昔のドラマをひたすら見るか、自分がこのシチュエーションを現実的に再現するほかに無いようにも思える。
しかし、この昔のドラマっぽいシチュエーションは、昔ゆえにおじさんたちが好みそうな官能小説あたりで濃密に描かれていそうでもあるので、官能小説を掘り下げてみるのもいいかもしれない。