TPP離脱を宣言したトランプ氏、保護貿易主義に拍車…韓米FTAも不安

TPP離脱を宣言したトランプ氏、保護貿易主義に拍車…韓米FTAも不安

2017年01月24日13時04分
[ⓒ 中央日報日本語版]
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  ドナルド・トランプ米大統領が23日(現地時間)、環太平洋経済経済連携協定(TPP)からの離脱を公式宣言した。

  トランプ大統領はこの日、ホワイトハウスの執務室でTPP離脱計画に関する大統領令に署名した。トランプ大統領はTPPからの離脱に対して「米国の労働者にとって非常に良いことだ」と明らかにした。TPPは日本やアメリカ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールなどアジア・太平洋地域12カ国が参加した多国間自由貿易協定だ。

  トランプ氏は大統領選期間に保護貿易主義を訴えて北米自由貿易協定(NAFTA)やTPP、韓米自由貿易協定(FTA)などを批判してきた。今回、米国のTPPからの離脱を受け、韓国政府は韓米FTA再交渉を懸念し対応を始めている。

  24日、韓国産業通商資源部によると、今週中に李仁浩(イ・インホ)通商次官補を米国に急きょ派遣する。また、禹泰熙(ウ・テヒ)産業部第2次官は24日、各国に派遣され通商業務を担当している商務官らと貿易協会で懇談会を開く。引き続き、禹次官は25日に駐韓米国商工会議所で朝食懇談会を開き、韓米FTAなど韓米通商懸案に対する立場を明らかにする予定だ。
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