「Microsoft Excel」は、いわゆる表計算ソフト。数値の集計や分析が得意なソフトウェアです。
数字データとなると、やはりお金の計算などによく使われるのではないでしょうか。
そこで今回は、家計簿の作成を例にExcelで使える小技をご紹介します。
今まで家計簿やお小遣い帳はつけたことがないという方も、この機会に試してみてはいかがでしょうか。
※ここで紹介しているスクリーンショットは、Excel 2013を使用しています。
書式設定で、セル(=1マス)に表示される数値の表示をわかりやすく変えられます。
表の最初や最後に移動したいとき、大きい表や縦長の表だとマウスやスクロールバーで移動するよりショートカットで移動する方が断然便利です。
表の一番最初に移動したいときは[Ctrl]キー+[Home]を、一番最後に移動したいときは[Ctrl]キー+[End]を使います。
入力中のセルで[Alt]キー+[↓]すると、すでに入力されている列の内容がリスト表示され、選択するだけで入力できます。何度も同じ内容を入力するときなどに便利ですね。(この入力補助機能は数値では機能しません)
「高額プレゼント購入」や「結婚記念日のディナー」など、ちょっとしたメモを付け足したい時はコメント機能を使いましょう。
「5000円以上使った」とか「食費に使った」など、条件ごとにテキストの表記を変えることができます。
例えば、「1000円以上は文字を赤く」したい場合は以下の手順で設定します。
セルの右下を左クリックしてコピーする方法(オートフィル)はよく使うと思いますが、右クリックしながらドラッグすると「書式のみコピー/書式なしコピー」なんて事もできます。
「とりあえず、この部分の合計を知りたい!」なんてときには、いくつかのセルを選択するだけで「平均」「データの個数」「合計」がステータスバーに表示されます。
小技より少し難易度が上がりますが、SUMIF関数を使うと指定された範囲の中からデータを取り出して集計できます。
費目別の集計などに便利な関数です。
たとえば、以下のサンプルなら「食費」の合計は「=SUMIF(B:B,E4,C:C)」と記述します。
たとえば、金額を高い順や低い順に並べ直したいときには、たったの3クリックで並び替えできます。
今回の121ラジオ実践パートでは、この「並び替え」にチャレンジします。お楽しみに!
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●今月のパソコン講座:おすすめコーナー!今月は「『Excel』小技スペシャル」です。
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●エンディング