伊藤弘毅
2017年1月24日12時37分
大阪ガスの1日あたりのガス送出量が23日に3678万8千立方メートルとなり、約5年ぶりに過去最大を更新した。大阪市の23日の平均気温が2・4度となるなど、各地で厳しく冷え込んだことで、工場や家庭で給湯や暖房の需要が高まったためとみられる。
大阪ガスが24日に発表した。午前7時から24時間に製造工場から導管に送り出した量で、これまで最大だった2012年2月2日の3567万1千立方メートルを上回った。
大阪ガスは昨年5月から、液化天然ガスを燃料に使う関西電力の相生発電所にガスの供給を始めており、これも需要の押し上げにつながったとみられる。(伊藤弘毅)
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