志方あきこ、4thアルバム。
これまでゲームや映画、テレビ番組に提供した数々の楽曲、
それらを中心にまとめた1枚。
今までの志方あきこを知ることができるお得な1枚。
そう、
今までのシングルCD系をほぼスルーしてきたような、
そう、
無精甚だしい私のような人間には正にもってこい、な1枚。←おい。
そう、
私は、その楽曲が使用されたゲームも映画もテレビ番組も知らないままなんだもの。
そう、
私は、この人の作られる民族調で多重コーラスワークで弦楽器で笛を多用、が好きなんだ!
ていうか、それがほぼ全てなんだ!
以下は、単なるメモ。
繰り返すが、私は元となった作品に対しては完璧なる無知。
更に付け加えると、
私は、歌詞すら熟読を怠るため、内容に関しても無知。
なので、全ては勝手なイメージのみで。そう、フィーリングで!!
1.「時に埋もれた言葉」
“神の庭”に至るプロローグ曲。
初っ端から、これぞ志方節! なコーラスワークが圧巻。
2.「Arcadia」
『幻解! 超常ファイル ダークサイド・ミステリー』のOP曲。
だから、歌詞カードは象形文字!?
うん、言われたらオープニングっぽい曲だなあ、と。
躍動感と力強さが溢れる感じだなあ、と。
何かが始まる感じだなあ、と。
でもって、弦と笛がやっぱり好きだなあ、と。
これ、前曲からきれいに続く形で入ってくるので、初めは同じ曲かと思ってたヨー。
3.「光降る場所で〜Promesse〜」
アニメ版『テイルズ オブ ファンタジア』のED曲に使用された曲。……観てないけども。
全編イタリア語歌唱。
訳を見て、あ、そういう内容なのネ、と理解する、と。
4.「アラベスク」
とにかく、アラビアンな曲。
エキゾチックとか、異国情緒とかそのあたりをギュッと凝縮ね。
アラビア語表記にアラビア語コーラスで、雰囲気更にグッと上昇ね。
ていうか、田代耕一郎さんの本領発揮、な曲でもあるよね。
5.「化石の楽園」
同人時代の志方さんの曲っぽい、とふと思った曲。『廃墟と楽園』に入ってそうな、さ。
幻想的なイメージが強い感。静かにさみしげにしっとりと。
チェロの音がまた切ないんだよー。
6.「翅亡キ花」
これも、何かのオープニング曲に使用か? と思った曲。
ド頭からサビをガツッとかましてくるからさー。
テンポ速めで、楽器群も強めだしさー。
あと、終盤のサビ繰り返しも好きだ。
7.「Buonanotte」
ハープとピアノの響きが印象的な曲。
イタリア語の歌唱で、更に趣深さが増している。
つまり、美しい!!
そうだな、秋の夜に一人静かに聴きたくなるね。
そうだね、きっとがっつり自分の世界に浸れるね。
8.「ひらいてさんぜ」
和! な曲。筝! 笙! 篳篥! 篠笛! な曲。
ていうか、所謂和楽器が総出演な感。かなり贅沢な気分が味わえるんだ。
何というか、前曲からのギャップがすごいね!
9.「萼―utena―」
映画『Messiah―漆黒の章―』の主題歌として使われた曲。……観てないゼ。
全体的に強めな曲。歌唱もギターもヴァイオリンも全てが自己主張するゼ! な感。
一言でいうと、エッジが効いてるゼ! な感。
10.「祈りの果てのひとふりの」
『RAKA』に収録された「晴れすぎた空の下で」と似てるなあ、と思ったら、
それの続きにあたるんだそうな、な曲。
「晴れすぎた〜」もそうだったけど、第2の主役たる笛の音、その掛け合いが大好きだ!
さりげなくしかし確実にキメてくるトルコ語も雰囲気バッチリだな!
11.「刻限のロンド」
PSPゲーム『クロノスタシア』のOPテーマ曲。
あ、だからSEで小刻みな時計音がするんだな!
5拍子曲で、アコーディオン使用でってもう!! そらもうツボに入るって!!
思わず、リズム打ちたくなるなあ、これ。パーカッションも素敵!!
12.「Leyre」
『幻解! 超常ファイル ダークサイド・ミステリー』のEDテーマ曲。
だから、歌詞カードが楔形文字!?
リコーダー大活躍の中盤がお気に入りだ。
終盤、怒涛の畳みかけ方が圧巻だ。ていうか、志方節って感じだ!
やっぱり、気持ち良いな!
うん。見事に、コーラスと弦と笛にしか食いついてないな、と再確認。あーあもう。
一応、歌詞カードも見てはいるんだがな。なかなか頭に入ってこないのさ。
何故って、楽曲の響きを楽しむことで、脳内が既にいっぱいいっぱいなのさ。
……って、もしや私の左脳は動きが鈍い、のか? じゃあ仕方ないか。
ともかく、
秋の夜長を、ちょっとしっとり過ごしたい時に聴くとよいかもネ!
あ、初回限定版にはボーナスディスクとして、音源ショートバージョンあれこれ集が付属。
ボーナスにしては豪華と言ってよいのではなかろうか。
聴きたい音源が聴きたい長さで、バラエティ豊かに収録されている。
これのみでも、かなり聴き甲斐があるディスク。
合わせると、かなりお得!!