雪で線路と道路の区別つかず線路に誤進入か 松江

24日夜、松江市のJR山陰線の踏切で、雪が積もって線路と道路の区別がつきにくくなり、誤って線路に侵入した車が300メートル余りにわたって走り続けました。けが人はいませんでしたが、山陰線は一部の区間でおよそ2時間半近く運転を見合わせました。
24日午後6時半すぎ、松江市宍道町のJR山陰線の踏切で、軽乗用車が誤って線路に進入し、そのまま300メートル余りにわたって走り続けました。当時付近を走る列車はなく、けが人などもいませんでした。

警察によりますと、踏切は、雪が積もって線路と道路の区別がつきにくくなり、運転していた56歳の会社員の男性は「道路を走っているつもりだったが、駅が見えたので線路と気付いた」と話しているということです。

この影響で山陰線は、現場を含む松江市と出雲市の間で上下線とも2時間半近く運転を見合わせました。

松江市では24日午後6時の時点で、34センチの積雪がありました。