Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

企業内SOCやCSIRTを運用するための「教科書」 - ISOG-J

日本セキュリティオペレーション事業者協議会(ISOG-J)は、組織におけるインシデントの発生を抑制したり、発生時に被害を抑えるためのセキュリティ対応組織を構築する際に必要となる知識を取りまとめた資料を公開している。

「セキュリティ対応組織の教科書 v1.0」は、「SOC(Security Operation Center)」や「 CSIRT(Computer Security Incident Response Team)」において求められる機能や役割、人材のノウハウについてまとめたもの。

同協議会のセキュリティオペレーション連携ワーキンググループの議論を踏まえ、NTTセキュリティ・ジャパンの阿部慎司氏が執筆した。

「インシデント対応」や「セキュリティ対応状況の診断と評価」「内部統制、内部不正対応支援」など、セキュリティ対応組織の機能と役割について解説。セキュリティ対応組織の体制や要員数についてモデルケースを提示したほか、各役割ごとに必要なスキルについて解説している。

同資料は、同協議会や日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)のサイトからダウンロードできる。

(Security NEXT - 2017/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

日本ネットワークセキュリティ協会、「JNSA賞」の受賞者を発表
NECマネジメントパートナー、「CSIRT」向け研修サービスを拡充
日立システムズ、制御システムに特化したセキュリティサービス
2017年度のセキュリティ関連予算概算要求額は601.4億円
IIJ、CSIRTの構築や運営を支援する新サービス
東京電機大、日本シーサート協議会に加盟 - 大学初
CTC、CSIRTの構築から運用まで支援するサービス
気になる「隣のCSIRT」、業務内容など実態調査 - 予算の出所なども
観光庁、情報流出受け旅行業界と情報共有会議 - 「セキュリティ対策は経営課題」
執拗な標的型攻撃、16作戦でメール137件 - 感染ファイル名は平均85.9文字