千葉真一、渡瀬恒彦ら松方さん偲ぶ
2017年1月24日6時0分 スポーツ報知
◆千葉真一(俳優)
「本日、私、千葉真一は松方君の一報を受け、そんなわけないだろ、ウソだろうと自分の耳を疑いました。松方君は本物を持っている、本物を伝えることのできる数少ない日本の財産というべき役者でした。彼と一緒に伝えていきたいことはたくさんあったし、支え合った仲でした。本当に残念です」
◆渡瀬恒彦(俳優)
「年齢も近く、東映の撮影所でともに育ってきました。いまは、言葉がでません」
◆三田佳子(女優)
「東映仲間がまた一人いなくなって。寂しい。やんちゃな松方クン。『あねき』と呼ばれてました。50年以上前に大勢でハワイに仕事で行ったことも。青春時代を思い出します」
◆高嶋政伸(俳優)
「松方大先輩とはドラマ『HOTEL』で10年間ご一緒しました。ほっぺたをつねって『お前、天狗になってんじゃないか? お父さんに比べたらお前なんて全然だぞ、もっと人生しなきゃ良い役者にはなれないぞ』と調子に乗っていた僕に喝を入れ続けて下さいました。あの時何度もつねって下さったほっぺたの痛さと深い温かな瞳は決して忘れません」
◆島崎俊郎(タレント)
「本当に無念な気持ちで旅立たれたと思います。それを思うとつらいものがあります。そして本当に残念です。男の美学をシッカリ持っていて貫き通した方だと思います。大好きな人でした」
◆大和田伸也(俳優)
「松方さんには水戸黄門で初めて東映京都に行った際にスタッフやチャンバラの俳優さんたちに口利きをしてくれていたので、とてもスムーズに楽しく格さんを演じることができました。先輩、またあの人懐っこい、ステキな笑顔を見たかった。悔しいです。ありがとうございました」
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