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【大リーグ】

田中がWBC辞退を正式表明 オフの契約見据え苦渋の決断

2017年1月24日 紙面から

古巣楽天での練習を公開、ノックを受けるヤンキースの田中。右は則本=Koboパーク宮城で

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 ヤンキースの田中将大投手(28)が仙台市内の古巣・楽天の本拠地、Koboパーク宮城で自主トレを公開。3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への不参加を正式に表明した。

 「チームの状況やチーム内の自分の立場。総合的に考えて、WBCへの不参加を決めました」。昨年オフにジャパンの小久保監督が田中と直接会い、WBCへの参加を要請。それでも「光栄だったが、いろいろなことを考えると、難しい」という結論に至った。

 昨季の田中は右肘手術から復活。開幕投手を務めて、チーム勝ち頭となる14勝(4敗)の好成績を収めた。現状のヤンキースのチーム事情から言うと、田中は開幕投手の大本命。しかも、13年オフにヤ軍と結んだ契約内容には、今オフにFAとなることが選択できるオプトアウト条項が盛り込まれている。それだけに、故障のリスクを回避しあくまでシーズンに専念するのはごく自然の流れだった。

 「1シーズンだけ良くても意味はない。去年は、たまたまだと言われてしまう。継続していくことが大事。チームに信頼させるようにならないと」。そう今季にかける意気込みを語った田中。エースとしての自覚はもちろん、今オフの契約問題も絡み、苦渋の決断をせざるを得なかったようだ。

 この日は、WBCに選ばれている楽天・則本らともじっくり調整。「こんな(WBC辞退した)ボクが言うのもなんですが、WBCは日本全体が注目している大会。ファンの期待に応えてほしいし、ボクも優勝する姿を見たい」。後ろ髪をひかれる思いで、後輩の侍にエールを送った。(竹下陽二)

 

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