稀勢の里「体も気持ちも元気、まだまだ強くなる」…一問一答

2017年1月24日6時0分  スポーツ報知
  • 横綱昇進決定の一報を受けて会見を開いた稀勢の里は、報道陣からの質問に笑顔を見せる

 大相撲の横綱審議委員会が23日、東京・両国国技館で開かれ、初場所で14勝1敗の好成績で初優勝した大関・稀勢の里(30)=田子ノ浦=を、満場一致で横綱に推薦することを決めた。25日の理事会で正式決定し、伝達式が行われる。

 以下、稀勢の里の一問一答

 ―日本出身として19年ぶりの横綱。

 「自分を信じて土俵に上がった結果、そういう形になって本当にうれしい」

 ―大関で苦しんだ経験は。

 「それもこれもいい経験だと思ってもらうには、これからの結果次第。力になったと言われるようにしっかり結果を出して、相撲道に精進していきたい」

 ―30歳での昇進。

 「体も元気ですし、気持ちもまだまだ元気ですから。まだまだ強くなる。これからがまたスタートと思ってやっていきたい」

 ―新入幕から73場所は昭和以降最も遅い。

 「腐らず我慢してきて本当によかったですね」

 ―横綱としての使命。

 「若い力士を引っ張っていくのも僕にできること。高安を大関に引っ張り上げるのも自分の使命。そういうところ」

 ―現3横綱はどんな存在か。

 「毎場所戦っている力士。しっかり星数を挙げないと先も見えない。倒すと自信になりました。今後も戦いは続きますから」

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