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希代の俳優 松方弘樹さんが語っていた“酒と女と役者バカ”

 撮影が夜10時か11時に終わると、連日朝までドンチャン騒ぎ。

「焼酎なんざ誰も飲みません。洋酒、洋モク、外車が役者で上を目指すやつらの三種の神器みたいな時代でしたからね。ワインたって、赤玉ポートワインくらいしかないという時代。高級ウイスキー、そしてブランデーですよ。ぼくも当時は洋酒のボトルを2~3本転がしていましたからね。誰も体裁を繕おうなんてしやしない。そんな状態で、翌朝また撮影をはじめるものだから、皆酒をプンプンさせて、撮れるわけもない。昼過ぎにようやくワンカット、それからようやくエンジンがかかるという毎日でした」

■壮絶闘病を支えた内縁の妻

 私生活も一般社会人の箍なんか通用しない。68年に元モデル女性と結婚し、子供3人をもうけるも、74年のNHK大河「勝海舟」で共演した女優の仁科亜季子(63)と不倫に走り、離婚。再婚した仁科との間に仁科克基(34)と仁科仁美(32)が生まれた。その他、愛人関係にあった元歌手の千葉マリア(67)との間に、認知した子供もいる。

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