『BIOHAZARD 7 resident evil』海外レビュー【途中経過】
『BIOHAZARD 7 resident evil』の海外レビューです。
- ジャンル:ホラー
- 機種:PS4/Xbox One/PC
- 開発:カプコン
- 販売:カプコン
・息を呑む演出
・複数のエンディングを備えた、引き込まれる物語
・凄まじく恐ろしい雰囲気
・充実した戦闘
悪い点:
・長いロード時間
・雑なリップ・シンク
シリーズのリブートであるにもかかわらず、『BIOHAZARD 7』のサバイバル・ホラー回帰は馴染み深い同時に新鮮で、文句なく近年で最も優れたホラー・ゲームである。
・より馴染み深い『BIOHAZARD』への、恐ろしく魅惑的な回帰
・興味深く、先の読めない物語展開
・古典的デザインと現代的メカニックの融合
・印象的で脳裏にこびり付く恐ろしい場面
悪い点:
・敵の種類が少ない
・VR部分は再プレー時まで取っておくのがベスト
『BIOHAZARD』は、今後も末永くナンバリング新作が続くよう、新鮮なキャラクターたちやアイデア、メカニックを喉から手が出るほど欲していたが、本作は少々迷子になっていたシリーズに新たな息吹を吹き込むのにうってつけの作品だ。声優の素晴らしい演技、ゾッとするようなサプライズ、何日も脳裏から離れないシーンなど、隅から隅まで実に丁寧に作り込まれている。全ての『BIOHAZARD』ファンに、お帰りと言いたい。ベイカー家での滞在を存分に楽しんでほしい。
・最高の空気感とキャラクターたち
・盛り上げの巧みな緊張感と脅威
・先の読めない、強力なホラー・トーン
悪い点:
・深みに欠ける後半
・当たり外れのあるボス戦
シリーズの見事な刷新であり、単体で見ても最高のホラー・ゲームでもある。
・素晴らしいサウンド・デザイン
・本当に恐ろしい
・声優陣による一流の演技
・驚異的なビジュアル
悪い点:
・意図通りのインパクトが出せていない一部の展開
・かなり酔うVR体験
『BIOHAZARD』のホラー回帰を渇望して数年、カプコンが見事にやり遂げてくれた。1人称への移行は実に効果的で、全く新しい体験のような新鮮さと同時に、シリーズのファンが思い出に浸れるような場面も数多く盛り込まれている。
ホラー・ゲームの中で私が『BIOHAZARD』を最も楽しんでいるのは、緩急の付け方、手に汗握るアクションと本物の恐怖があるからだ。本作はシリーズ最高傑作ではないものの、かなり肉薄している。
グラフィック: 美しく恐ろしい。カプコンは臆することなく絵画的環境と凝りに凝ったキャラクターたちを見せ付けている
サウンド: 静けさが緊張感を見事に盛り上げている。ちょっとした物音でビクッとしてしまう。イーサンは言葉数が少ないが、声優の演技は手堅い
プレー性: 探索とシューティングの絶妙なバランス。残弾数が頭から離れない
エンターテイメント性: 魅惑的な秘密が語られ、プレーも楽しい。本作のシリーズ全体における立ち位置を知るためだけにもプレーすべき
リプレー性: 控えめ
カプコンは過去にも『BIOHAZARD』の刷新に成功したことがあり、その好例が傑作『BIOHAZARD 4』だろう。今回の新たなビジョンは、画期的だった『BIOHAZARD 4』のようなスペクタクルや革新的ゲームプレーには及んでいないものの、ゲームプレーと伝承の両方において歓迎すべき新作に仕上がっており、新参者にもやさしい。
・プレーヤーを飲み込む空気感
・いつもの『BIOHAZARD』であると同時に、史上最高のPSVRゲームでもある
・シリーズを見事に刷新
悪い点:
・難易度の低いパズル
・盛り上がりに欠ける最終幕
・リプレー性を減じる追加モードの欠落
カプコンの最も由緒あるサバイバル・ホラー・フランチャイズにとって、T-ウィルス級のカンフル剤となる『BIOHAZARD 7』は、新旧要素を織り交ぜることで、4作目以降で最も重要な作品を生み出している。
・焦点を絞ることで中弛みを排除
・強力なストーリーテリングと手に汗握る空気感
・凄まじいビジュアルのディテール
・異なる家族やプレーアブルな回想のお陰でバラエティ豊富
・新旧要素のバランスが絶妙な、洗練されたサバイバル・ホラー・メカニック
・一流のVRサポート
悪い点:
・長すぎる一部のセクション
・ハラハラよりイライラする一部のボス戦
・知性と能力に欠ける敵
・印象に残らないパズル
キャンペーンも終盤に近付くと、私はそろそろ終わってくれて良いんだよという気持ちになってきたが、それで何の問題もない。『BIOHAZARD 7』はもう良いかなと感じ始めたところで終わり、その後には、真の恐怖旅を生き抜いたという実感を堪能できたのだから。ボス戦は少々ムラがあるし、一部のセクションは少し長すぎるものの、それでも『BIOHAZARD 7』は見事な出来栄えである。明確なビジョンを、驚異的な忍耐力と精密さで作品に仕上げてみせている。ホラーに回帰することで、『BIOHAZARD』は再び特別な存在へと返り咲いたのである。
・シューティング、驚くほど入り組んだパズル、『BIOHAZARD』らしいショック・アピールを織り交ぜつつ、しっかりと恐ろしい
・見事に機能するVRモード
悪い点:
・ペース配分の問題と敵の種類の少なさが、AIの貧弱さと相まって危機感を削ぐ
昔ながらの『BIOHAZARD』ゲーム・デザインと現代的演出を巧みに融合させているし、VRオプションは大作の中ではベストの出来だ。
・特徴的な『BIOHAZARD』風味を備えた新鮮さ
・恐ろしい序盤の数時間
・面白いボス戦
・VRで最初から最後までプレー可能
悪い点:
・意見が割れそうな最終幕
・退屈なザコ敵
看板タイトルを改めて軌道に乗せるため、カプコンは考えられないことをやってのけた。私を含め、多くの人にシリーズを見限る気にさせた『Umbrella Corps』をカプコンがリリースしたのは、僅か1年前のことなのだから。当然欠点も複数あるが、『BIOHAZARD 7』は近年で最も優れたトリプルAサバイバル・ホラーである。
サウンド: 環境音は超一流
インターフェース: 過去作ほどインベントリー・テトリスに重きは置かれていないものの、それでも色々工夫する必要はある。
ボリューム: 10時間から12時間ほどと、『BIOHAZARD 7』は何度もプレーすることが前提のゲームだ。コイン、バブルヘッドなど、収集物も豊富
少々短めだし、終盤は少し一本道になるものの、『BIOHAZARD 7』は1作目が確立したサバイバル・ホラー感覚を見事に再現している。ベイカー一家は恐ろしく、彼らの屋敷に囚われる時間は正に極上のホラー体験だ。フランチャイズの新たな方向性として、昔ながらの方向性に立ち返るというのは最高のアイデアだった。