ACミランの日本代表FW本田圭佑に、久々の出場チャンスが訪れるかもしれない。25日のイタリア杯準々決勝のユベントス戦にスタメン出場する可能性が急浮上している。イタリア衛星放送「スカイ・イタリア」が報じている。
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ミランは先週末のナポリ戦に1-2と敗れたが、右ウイングのレギュラーであるFWスソは思うようなプレーができずに交代を命じられた。その際には本田ではなくMFアンドレア・ベルトラッチが起用されたが、ヴィンチェンツォ・モンテッラ監督はスソの不調を疲労蓄積と判断し、このイタリア杯では休養を与える可能性が高まっている。そして、その代役として本田が起用される可能性が高いという。
本田は今季ここまでわずか96分間のプレータイムに止まっており、2017年に入ってからは一度もピッチに立っていない。しかし、昨季の決勝カードが実現した王者ユベントスとの一戦での起用が急浮上している。
ミランはエバートンからスペイン代表FWジェラール・デウロフェウを期限付き移籍で獲得したが、合流から間もなくスタメン出場は難しいとしている。そのため、本田が代役としてクローズアップされている模様だ。
本田は現地メディアで「最後の最後まで移籍を模索する」とされ、冬の移籍市場でチームを去る可能性が指摘されている。ミランでのラストゲームになる可能性もあるユベントス戦で、モンテッラ監督はもちろん、オファーを検討しているクラブにアピールするようなプレーを見せることができるだろうか。
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
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