坂上忍、松方弘樹さんしのぶ「飲むなら吐くまで飲むこと教わった」
2017年1月24日12時32分 スポーツ報知
24日放送のフジテレビ系「バイキング」(月~金曜・前11時55分)では、21日に脳リンパ腫のため死去した俳優・松方弘樹さん(享年74)について特集した。
1991年の映画「江戸城大乱」で共演した経験を持つMCをつとめる俳優でタレントの坂上忍(49)は「ぼくにとって大先輩。言わずもがなですけど、数少ない昭和の大スター」と語り始めると、京都での撮影の際のエピソードを披露した。
ある日、「生意気な盛りだった」という坂上が重鎮俳優・若山富三郎さんに楽屋に呼び出されたという。「100%殴られる」と覚悟して部屋に入ったところ、若山さんの隣に松方さんも座っていた。
その場で若山さんは松方さんを「おまえがバラエティーとか出て、チャラチャラしているから、こういうガキが出てくるんだよ」と叱責したという。
「代わりに松方さんが怒られて申し訳なかった」と振り返った坂上。「松方さんに教えていただいたのは三つ。豪快できれいなお金の使い方、飲むなら吐くまで飲む。スタッフさんへの気遣いを口がすっぱくなるくらい言われた」と最後の大物俳優を偲んでいた。