「通し狂言 しらぬい譚」ピコ太郎【拡大】
謎の中年歌手、ピコ太郎(53)が23日、東京・国立劇場で上演中の初春歌舞伎公演「通し狂言 しらぬい譚(ものがたり)」(27日まで)にゲスト出演し、歌舞伎デビューした。開場50周年を迎えた同劇場の公演に、歌舞伎俳優以外が出演するのは初だ。
4幕目第1場「錦天満宮鳥居前の場」で、片岡亀蔵(55)がピコ太郎に扮して大ヒット曲「PPAP」の替え歌を披露する演出があり、亀蔵に続いてピコ太郎が「どーも、本物でございます」と登場すると、観客は大喜び。笑いと拍手で沸く中、ピコ太郎は「PPAP」を披露し、「サンキュー、国立劇場!」とあいさつ。
公演後、「お客さんも喜んでくれて、今日は100点です」と大感激。座長の尾上菊五郎(74)に激励されたそうで「興奮しない方がおかしい」とご満悦だった。