通勤・通学 自転車のチェーンを
外れなく する 自転車の調整(修理)
チェーンが外れる対策は、自転車を“長く”すると直ります
また 自転車を 漕ぐたびに “ガチャン”“ガチャン”と音がする
自転車も同じ 原因と対策です
【 まえがき 】
通勤・通学で 自転車に乗っていると 自転車のチェーンは、磨り減ってきます
このため チェーンは、徐々に 伸びて タルミが出来ます
タルミができると チェーンが揺れて 周辺とアタリ 音が出たり 更に
チェーンが歯車から 外れます
自己流で自転車を修理しています 修理する人は自己責任でお願いします
【 チェーン タルミ の直し方 】
自転車チェーンのタルミを解消するには、
自転車を“長く”する ⇒ 自転車の後輪を後側へ“移動”させます
この作業は、 次に示します
★1
1−1ブレーキ
|
【 準備 1 】
・分解前にブレーキの効き具合をチェックする
(記憶する)
| | 1−2 変速機レバー |
【 準備 2 】
・変速機付き自転車は、変速切換具合をチェックする
変速位置は、ワイヤーが 一番 緩い ところにする |
1−3 チェーン引き2箇所ある自転車
1−4 “チェーン引き”1箇所 |
【 準備 3 】
・自転車の“長さ”を変える 調整場所
““チェーン引き””は、
2箇所と1箇所の 自転車が あります
ブログは、2箇所の自転車です | ★2
左ナット保護用カバー
右ナット保護用カバー |
2−1
左右のナット保護用カバーを外す
2−2
左側は、マイナスドライバーで こじります
カバーの固定は、はめ込み式です
2−3
右側は、ビスを緩めて外します
(+ドライバー)
| ★3
|
・ブレーキ止め金具を(A) 緩める
金具を固定しているビスナット(B)を緩めます
金具を緩めるのは少し大変です
ビスナット(B)を緩めると
(反時計方向に回す)
途中から
裏側のロックナットが 回りだして
金具が緩みません
反対側のロックナットも
他のスパナで 固定して
ビスナットを回します
| ★4
|
・車軸ナット“G”(L側)を緩める
(反時計方向に回す)
写真のスパナでは、ナットは、緩みませんでした
下写真の工具;モンキースパナ“5”を使用
| ★5
フレームと後輪の位置(偏り)
自転車を真上から見たイラスト
A;フレーム B;タイヤ(後輪) C;車軸
D;“チェーン引き” E;調整ナット G;車軸ナット
“チェーン引き”イラストは、説明上の形です
|
・調整部を調整する(右回転させる)
“チェーン引き”ナットを 時計方向に回す
このナットは場所がら 回しづらいため 根気よく行ないます
タイヤ(後輪)が少しずつ偏り その位置が
フレームにアタル手前まで
調整する(イラスト右)
▼
・車軸ナット“G”(L側)を軽く締める
| ★6
|
・反対側 車軸(R側)のナット“G”を緩めます
変速機部品があり ナットが回しづらいです | ★7
自転車を真上から見たタイヤ位置 |
・調整部を調整する(右回転させる)
“チェーン引き”ナットを時計方向に回す
タイヤ(後輪)の偏りが中央になるまで調整する | ★8
8−1;調整前(左から撮影)
8−2;調整後
8−3;たるみ測定
|
・チェーンの張り具合(たるみ)をチェックする
最適まで “チェーン引き”L/Rを 少しずつ 調整する(繰返す)
たるみ 幅は、チェーン幅2〜3倍 程度
(少なくとも チェーンカバーにアタラナイこと)
| | ★組立て |
- 車軸ナット(L・R)を締付ける
- ブレーキ金具を止める
- ブレーキ効き具合をチェック
- 変速ギアの変化有無をチェックする
- 保護用カバーL・Rの取付け
完了です
|
【 自転車と歯車とチェーンの仕組み 】
自転車と歯車とチェーンの仕組みを “超”簡単な説明です
- チェーンの一つ一つの部品が磨り減ってきて
チェーンが長くなります
これが チェーンが外れる原因です
- チェーンの長さに 自転車の“長さ”を合わせると チェーンが外れ難くなります
自転車の“長さ”を伸ばす⇒(フレームを基準として)後輪を後側へ移動させます
- しかし 少しの 副作用があります
- 更に チェーンが伸びると 交換が必要です その理由の一つを紹介します
★5

チェーンの“軸”と“軸受け部
|
チェーンが長くなるイメージ
チェーンの“軸”と“軸受け部”を 磨耗させた イラスト
| ★6
|
“チェーンの長さ”に自転車をあわせる イメージ
A;通常の状態
B;チェーンが伸びた状態
C;自転車を伸ばす
“チェーンの長さ”に自転車をあわせる
- 後輪を後側へ移動させる
▼
- チェーンのタルミが取れる
▼
- チェーンが外れにくくなる
| ★7
|
自転車を伸ばす と副作用がでるイメージ
後輪を後側へ移動させると
・ブレーキワイヤー(赤色で表示)
・変速機ワイヤー(同じ)
も同じだけ ワイヤーが張ります
このため 理屈は同じだけ 長くする必要があります
実際は、チェックして 不具合の結果によります
(後ブレーキは、写真3のCを調整する) | ★8
| さらに
伸びすぎたチェーンと歯車
歯車からチェーンが浮き出して 更に チェーンが歯車から外れ易くなる
(チェーン交換が必要です) |
【 使用工具 】
使用した工具は、下の写真です
手元工具は、“ミリ”で 自転車は、“インチ”と思われます
今回
工具で 自転車のビス・ナットとかみ合わず 空回りがあり 気がつきました
1;ソケットレンチ
2;スパナセット
3;通常のドライバー
4;モンキスパナ(小)
5;モンキスパナ(大)
“1”は、安物?で使い物にならず “2”を購入
但し 大きなナットには、力不足です
自転車の分解に必要な工具の種類・サイズは よく判りません
このため 写真の工具類となっています
【 あとがき 】
- 自転車チェーン外れは、非常に危険です。 直ぐ修理することを お勧めします
- “チェーン引き”調整を続けて行ないました
冬は、チェーンが延びるのかナ または、歯車が縮むためか解りません
- 自転車の価格は、大変 下がっていますが 品質も 大幅に低下していると思います
輸入業者が増えて 品質が“おざなり”でも スーパで売れば 売れるからだと 考えます
- 最近の自転車は、“チェーン引き”を調整する 期間が短くなっている 気がします
- ホームセンター自転車売り場で チェーンの張り具合を 実際 確認してきました
驚きますヨ (1/2店舗)
自転車 購入するとき 参考の一つにしてください
●●●●● END
|