熊谷市長の言わんとすることは理解できるが、これは少々言い過ぎ。

男性保育士に「女児の着替えさせないで!」 保護者の主張は「男性差別」か(J-CASTニュース)

男性保育士の皆さんは現場で必死に汗を流して働いており、彼らに対するいわれなき差別や偏見は当然いけない。恐らく熊谷市長はそれを言いたいのだろうと推察。
しかし、同時に小さい女の子を持つ親が「男性に我が子の裸を見られたくない」という気持ちは別に差別とは言い切れない感情的なもの。

その自然な感情まで「差別だ」と言い切ってしまうのはさすがにちょっと言い過ぎな感。
諸外国では男性保育士が小さい女児の着替えやおむつ交換をすることは日本よりもはるかに厳密に抗議が来る事案。昔その話をしたら失笑モノの下らないヘイトをするバカがいたが、あまりに哀れなのでほっといた。

そのバカは「保育園=daycare」と、トイレトレーニングの終えた後の小学校の前に入る「preschool」の区別すらついていなかったが、指摘するとその人間がどれだけバカか完全に証明してしまうのでほっといた。
とにかく小児女児に対する保護意識は世界は日本よりもはるかに高い。

話を戻すと、多分これはダブルスタンダードな事案なのだろうという感想。
熊谷市長のツイートは少々言い過ぎだが、男性保育士にもエールは送るべき。日本に偏見があることは事実。
が、親御さんの感情的な部分も当然尊重されるべき。人間は感情の生き物でもあることは事実なので。

あいまいな話だが、親御さんが「選択できる」ことが一番なのだろうと思う。
ちなみに我が家は子供らを預けていた保育園に男性の保育士さんがいて「おー珍しいなぁ」と感じていたが、その男性保育士は本当に頑張り屋さんで我ら親軍団の信頼を確実に積み上げていた。なので一度も問題にならなかった。

事実として親として悲しくなるような事件も報道されている。悲しいことだが、世界的にも一定数の変質的な小児性愛者もいることは受け止めなければいけない。結局ケースバイケースなんだろう。
しかし、我が家の預けてたあの男性保育士さん、本当にいい保育士さんだったな~。まだ頑張ってるのかな…。