テリー伊藤氏、松方弘樹さんをバラエティー起用した経緯語る
2017年1月24日8時55分 スポーツ報知
演出家のテリー伊藤氏(67)が24日放送のTBS系「白熱ライブ ビビット」(月から金・前8時)に生出演し、21日に亡くなった松方弘樹(本名・目黒浩樹=めぐろ・こうじゅ)さん(享年74)がバラエティー番組で活躍し始めた1980年代当時のエピソードを披露した。
テリーさんは1985年から96年まで放送されていた日本テレビ系「天才たけしの元気が出るテレビ!」の演出家をしており、松方さんは、俳優がバラエティー番組に出演するパイオニアとして人気を博していた。
テリーさんは、松方さんを起用したのは「日本テレビから、(ビート)たけしさんと一緒に松方さんを使いたいと頼まれた」と明かし、バラエティーにも出演したことがないビッグネームの松方さんの良さを引き出せるのか心配だったと当時の心境を語った。
しかし、松方さんの方から「自分はバラエティー初めてなんでよろしくとたけしさんを立てていた」といい「たけしさんも松方さんをリスペクトしていたのですごくいい形になっていった」と話した。松方さんから「映画『仁義なき戦い』でヤクザのイメージがあって、お客さんが自分を見なかったけど、『元気―』に出てからみんな僕を見てニコニコするようになった。結構うれしいんだよな」と笑顔で言われたという。
番組MCの国分太一(42)は、一緒に仕事をしたことはなかったというが「飲みに連れて行ってもらった事がありまして、そこでお金の使い方や、遊び方を教えてもらった」と明かした。