次はいよいよ
  裏技だ。
   心してかかれ

色を作る。

2色以上のパスをまとめて選択左下の▼をクリック。色の配合は絵の具とほぼ同じだ。
出来上がったらパレットに登録するなり、クリップにしておくなり、とにかく保存しておけ。
パスの色を変えるときは選択して左下のカラーピッカーの
▼ではないところを、クリック。これで色が変る。

左図は一見半円の円グラデだが
線グラデ1の三角形パスを角度を変えながら4枚並べた物だ。
ならば何故円グラデを使わないか?
それは直径の大きな円グラデを作ってみればすぐ分かる。

白のグラデ 塗り潰し不透明度0

これはその円グラデと線グラデ1を組み合わせた物

白とデフォルトの水色のグラデ

パスを組み合わせながら線グラデの角度を変えるだけで
曲がらぬグラデも曲がっているように見せる事も可能だ

白とデフォルトの水色のグラデ
背景:白とデフォルトの水色のグラデ

グラデーションを使う

グラデーション(以下グラデと略す)を使いこなせば色々な表現が出来るようになる
リアル系を目指すのなら避けては通れん。(無論、我が虎の穴では避けることなどさせんがな)

質感を出す

質感を出すのは普通に紙に描いても難しい…しかし、思い込ますという事は出来る。
つまり、「本物と比べるとまるで違うのにそう見える」というやつだ。

左図はAは未加工の唯の黒い長方形
そして、Bがカーボン、Cが鉄、Dがアルミの棒だ。
そう見えぬか?使う場所によってそう見えるのだ。

A黒ベタ塗り
B黒と灰の線形グラデ2
C黒と白の線形グラデ2
D灰と白の線形グラデ2


右図はパイルという技を使っている。つまり、パスを重ねているわけだ。
Eは、ガラスの板
Fは、良く磨かれたメタリックの何か。Gは水彩風の虹。。
使い方によっては思い込ませることが出来るだろう。

E 黒と白の線形グラデ1塗り潰し不透明度100
F 黒と白の線形グラデ2の上に白の線形グラデ1と灰色の線グラデ1塗り潰し不透明度0
G 赤黄緑青紫の線形グラデ、白線グラデ1塗り潰し不透明度100

補足:ペンで描いたような入りと抜き

ここは「入りと抜き」を知ってる者だけに
1・線
2・ペン
3・ブラシ(細)
4・ブラシ(太)
5・ブラシ(ストローク)
入りと抜きを強調するように図のアンカーを削除する。

気をつけるのは思った以上に抜きが細くなるという事だ
左図も1をそれぞれ塗りに変換した物、特に5は凄い変化だな。
普通に線のみで描くときよりアンカーを多目に打っておくと
変化も少なくなるのだが…それは慣れるしかないだろう。

戻っても良い


月刊あいく8月号の表紙にはこの技が使われて描かれている。

ミスター×(バッテン)のParaDraw虎の穴

取り敢えずここまでだ。
鉛筆とバケツ塗りが残っているが
ここではそれを推薦しない
理由は修正が面倒だからだ。

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