スーパー売り上げ 2年ぶり減少 衣料品の落ち込み響く
全国の主なスーパーの去年1年間の売り上げは、夏場の天候不順などで衣料品の売り上げが落ち込んだことなどから前の年より0.4%減少し、2年ぶりに前の年を下回りました。
日本チェーンストア協会によりますと、全国の主なスーパー、9489店舗の去年1年間の売り上げは、13兆426億円余りでした。このうち、比較可能な店どうしの売り上げを比べると、前の年より0.4%減り、2年ぶりに前の年を下回りました。
部門別に見ると、衣料品は専門店との激しい競争が続いていることに加えて、台風などによる夏場の天候不順の影響で売り上げが伸びず、前年に比べて5.2%減少し、25年連続のマイナスとなりました。一方、食料品は秋から冬にかけて野菜の価格が高騰したことなどから、前の年と比べて1.1%の増加となりました。
日本チェーンストア協会は「去年の前半は、熊本地震などが消費者の心理面に影響して消費の停滞感を感じることが多かった。先行きについてはアメリカなど海外経済の不確実性があり、楽観はできないが、実質賃金が上昇して消費が持ち直しに向かうことを期待している」と話しています。
部門別に見ると、衣料品は専門店との激しい競争が続いていることに加えて、台風などによる夏場の天候不順の影響で売り上げが伸びず、前年に比べて5.2%減少し、25年連続のマイナスとなりました。一方、食料品は秋から冬にかけて野菜の価格が高騰したことなどから、前の年と比べて1.1%の増加となりました。
日本チェーンストア協会は「去年の前半は、熊本地震などが消費者の心理面に影響して消費の停滞感を感じることが多かった。先行きについてはアメリカなど海外経済の不確実性があり、楽観はできないが、実質賃金が上昇して消費が持ち直しに向かうことを期待している」と話しています。