サッカーの韓国女子代表チームが2018 アジア・サッカー連盟(AFC)女子アジアカップ最終予選に北朝鮮で臨む。韓国は21日、ヨルダンのアンマンで行われた最終予選の抽選で、北朝鮮・ウズベキスタン・香港・インドと同じB組になった。最終予選の開催地は昨年AFCから開催権を獲得した北朝鮮の平壌だ。予選日程によると、南北対決は4月7日に行われることになる。
これまでサッカーの韓国女子代表が北朝鮮で試合を行ったことは一度もない。男子サッカーも1990年の南北統一サッカーが最後だ。男子は2008年、ワールドカップ南アフリカ共和国大会第3次予選と最終予選で北朝鮮と同じ組になったが、「北朝鮮でのアウエー試合」は実現しなかった。北朝鮮は当時、韓国国旗「太極旗」掲揚や韓国国歌「愛国歌」の演奏を避けてホームゲームを北朝鮮ではなく第3国の中国・上海)で行った。
韓国女子サッカーは北朝鮮とのこれまでの対戦成績が1勝14敗2分と劣勢だ。世界ランキングも北朝鮮が10位、韓国は18位だ。