この記事には、ネタバレが多く含まれています。
2017年冬アニメ『リトルウィッチアカデミア』3話の感想、あらすじ、オススメ記事を纏めました。
アーシュラ先生「お願い…、ちゃんと話を聞いて…」
アッコ「先生?」
アーシュラ「魔法天文学のアーシュラよ」
アッコとアーシュラ先生が、ようやくまともに会話しましたね。いや、まともには会話できていなかったかw
ホウキが学校から支給されましたが、てっきりシャイニーロッドを使っていくのかと思ってました。
アーシュラ「あっ、その杖…」
アーシュラ先生が、シャリオだったら気にならない訳がないですけど、どうなんだろう?
アーシュラ「それは、あなたのところに現れたんだから、あなたが持ってるべきよ」
アッコ「信じる心が、あたしの魔法…か」
上のセリフを言った時の反応からすると、自信を喪失するような出来事があったんじゃないか、と想像してしまいます。
それにしてもアッコは、本当に人の話を聞かないですねw
あそこまでいくと、独り言に近いw
傷跡だらけの魔女っ子
OP開けても、マシンガントークを続けるアッコ。
そんな彼女の相手をするのが面倒になったのか、ロッテも流石に呆れ気味でした。足を顔の近くに突きつけられて、「これなんだと思う」はないよねw
アッコ「小さい時に木から落ちたの。こっちは、丘から転がり落ちて出来た傷。こっちは屋根から落ちて出来た傷」
全身、傷跡だらけで笑えるw
スーシィ「あたし達が、学校の中で自由に魔法を使えるのは、魔道石があるからだよ」
アッコ「魔道の力が、魔法のエネルギーになってるなんて」
そういう設定だったんだ。前に学校の外で魔法を使ってたけど、あれは別の動力源があったのかな? それとも、魔力を秘めた杖みたいに、道具に魔力をこめていたんだろうか。
飛行魔法の訓練が始まりました。新入生は、アッコとスーシィの二人だけなんですね。そういえば、ロッテは在校生だというような事を言ってたな。
高山みなみ「まず最初にホウキを持つ。これから乗るホウキに敬意を払って、箒にまたがる。心に空を飛ぶイメージ、呪文を唱えて大地を蹴る!!」
アッコ&スーシィ「ディアフレーレ!!」
スーシィが箒に乗れることは知ってましたが、アッコは全然ダメでした。飛ぶためには、「信じる心が~」というのが必要なのかな。
大声でピョンピョンやってるアッコの姿は、駄々をコネている子供のようです。
対照的に、箒を自由自在に操るダイアナ。その取り巻きの二人が、アッコの箒に補助輪を付けます。
取り巻き子「あなたには、これがお似合いよ」
本当に似合ってて、ちょっと反応に困りましたw
聞きたい事だけは、聞こえる奴www
アッコ「あれ、何やってるんだろ?」
二階からホウキリレーの練習を見つめる、いつもの三人組。
アッコ「すごい、シャリオも出たんだ。優勝したんだ。すごい。私も出る。優勝してシャリオの横に、写真を飾ってもらう!!」
ロッテ「でも、アッコ箒乗れないよね?」
すごい、話を聞かない。
アッコ「ロッテも言ってたじゃん。練習すれば、乗れるようになるって」
すごい、自分に都合のいいところだけ聞いてる。
ロッテ「じゃぁ、私は魔道具カフェにいくから」
ロッテ「アッコもいく?」
ロッテの「アッコもいく?」という台詞が、気を使った言い方でしたね。箒の事でアッコを励ましてたし、三人組の中では一番マトモな子だ。というか他の登場人物に、変わり者が多すぎる。
ロッテ「魔道石の力が弱いから、町ではあまり魔法が使えないの」
そうだったんだ。
ロッテ「あ、伝説のホウキ、流星丸だ!!」
ロッテ「ホウキ自体に魔力がこめられている、伝説のホウキ」
漁船みたいな名前ですね。しかも、何で和名?w
店主「チョット、チョットー、それに触っちゃダメぇ!!」
店主「乗ってる魔女が落ちた事にも気づかず、どこまでも飛び続ける危険なホウキ」
逸話もそうだけど、拘束されてガタガタと動く様が恐ろしい。
アッコ「流星丸貸して下さい!!」
アッコ「これなら私も空を飛べるかもしれないし、箒リレーで勝てる気がする」
また、話聞かないモードに入りましたね。「かもしれない、気がする」で、そんな危険な箒を解き放っちゃダメだよw
店主「ムリムリ。それに何つったって、今年の優勝はダイアナちゃんだもの」
アッコは、ダイアナに対抗心を燃やします。
アッコ「どいつもこいつも『ダイアナ』『ダイアナ』って、私だって優勝候補だよ」
違います。
こういうアニメの主人公は、ライバルに対しても大らかだという固定観念を持っていたんですが、アッコはそういう性格じゃないみたいですね。初等部の超基本的な教科書を貰って、大喜びする性格です。
ホウキ「何だコイツ…」
教科書によると、箒は掃除が大好きらしいから人格があるのか。そして、[常日頃から]掃除をしてコミニケーションを取れと書いてあります。
まともにコミニケーションを取るって、アッコが一番苦手な事ですね。常に、一方通行の意思表示しかしない子だしw そりゃ、空を飛べるようにならないわw
アッコ「お掃除しましょうね~、箒ちゃんの大好きなお掃除ですよ~」
まずは、露骨なご機嫌取り。
アッコ「お前の乗り手は、アタシだよっ。飛ばないとどうなるか分かってる? 飛ばないとこうだ!!」
次に、にしおか○みこ風脅し。
アッコ「おぉねがいしますぅ~。どぉか、とんで、くだぁさぁあぁいっ」
続いて、DOGEZAで泣き落とし。
スーシィ「薄々気づいてたけど、アッコってバカでしょ?」
ロッテ「^^」
アッコは、スーシィとロッテをかってにエントリーしてしました。薄々気づいてたけど、アッコって…。
スーシィ「じゃ、不戦敗だね」
アッコ「優勝だよ。優勝してシャリオの写真の横に、私たちの写真も飾ってもらうの!!」
自分の事しか考えてねぇw 結局、スーシィがねるねる先生の景品につられたので、出場する事になりました。
そして始まる、スーシィのスパルタ教育。
スーシィ「アッコみたいなタイプは、体で覚えるのが一番さ」
まずは、超高所からバンジー。アイドル事変かな?
アッコ「うぅぅぁわぁあぁあぁあああぁっ。おぉたすけぇえぇええぇえぇぇぇ」
次に人間大砲。北斗の拳かな?
アッコ「うぅううううぅうぅ、あぁぁあああぁれぇええぇえぇえぇぇ」
ホウキで引きずられるアッコ。西部劇かな?
アッコ「にょぅっほぉぅっ、ブッぅっほぉぅっぉおぉぅ」
アッコの叫び声と顔が、ギャグマンガのキャラみたいになってしまいましたw
アッコ「こぉぉぉおおおぉろぉすきぃかぁああああぁっ」
スーシィ「そろそろ飛べるようになったんじゃない?」
ロッテ「特訓の成果が出るかもぉ~」
いやいやw
アッコ「言われてみれば、そんな気がしてきたぁ!!」
もちろんダメでしたw
策士・スーシィ
昭和の不良みたいなアマンダが、やっぱりやらかしました。アレ、普通に窃盗なんじゃないのか…。
高山みなみ「出場チームは集合」
高山みなみ「各自魔道石のチャージを忘れないように」
リング状のバトンを破損・紛失しても失格らしいから、結構際どいプレイをする選手もいそうですね。
スーシィ「勝つのは、ウチらだし」
お? いつもと、テンションが違うぞ? 物に釣られているという事もあるんだろうけど、悪巧みをする時は急に生き生きとし始めますねw
高山みなみ「位置について、よーい」
選手達「ディアフレーレ」
取り巻き子「うぇえぇ、ナニこれぇ~」
スーシィ「競争相手がいなけりゃ、楽勝楽勝~」
際どいどころか、不正(?)をする輩が現れました。それも主人公チームに。
あのホウキを地面にくっ付けるのは、ルール的にありなんだろうか? ホウキを改造している子もインチキ臭かったですw
実況は、「THE・フツウ」とか「ミスメガネ」とか、
「平々凡々」とか言って選手をディスりすぎw それと、食欲に忠実なフードファイターも、簡単に釣られすぎw
アマンダ「あたしはアマンダ。アンタと同じ反逆者さ」
一人でホウキに向かって話しかける彼女は、一体何に反逆しているんだろうか。昭和の不良というよりは、中二病だったか。
ダイアナ「何ですの? その無様な飛び方っ」
ホウキで飛べないアッコを出して、どうするんだろう? と思っていたのですが、まさかホッピングみたいにカエル飛びさせるとはw
魔女っ子もので、正々堂々戦わない主人公は斬新です。他作品だと、競争相手が不正していても、まっとうな方法で戦うもんだけど…
アッコ「勝てばいいんだもぉーんっ」
完全に開き直ってるw
アッコ「(嬉しそうに)ゲロゲロゲロゲロ」
アッコ「ぐわぁ、ぐわぁ、ぐわぁぐはぁっ」
そして、ただのアホキャラと化しましたw
ナント!! 人間大砲魔法!!
アッコ「やっぱり、伝説のホウキだ!!」
アッコに急接近してくる伝説のホウキ・流星丸。シャイニーロッドもそうだけど、流星丸の先っぽは剣のようになっているので、高速で動き回るとかなり危険です。
ここまでの作画もよかったですが、流星丸が動き出してからは、映画並にグルングルン動きましたね。
アッコ「やった!! ホウキに乗れた」
違う。そうじゃない。
乗ってるというよりも、「くっ付いている」という感じだw
暴力的な速さで動き回るホウキを、高い身体能力で無理矢理乗りこなそうとするシーンは、圧巻でした。
流星丸は、お茶の間から、海、北極、空の上まで飛んでいきます。古典的な表現だけど、演出と作画のレベルがこれだけ高いと、やっぱり見入ってしまいますね。
ダイアナ「これで、この前の借りは返したわよ」
ダイアナ「あなた傷だらけよ。リタイヤして救護班を呼びなさい。ここから先は無理ですわ」
で、でたぁ~。素直に「助けたい」と言えない、ライバルキャラ~。
アッコ「傷の一つっや、二つや、三つっや、四つや!、五つや、六つっ!!」
アッコ「あたしはホウキにぃ、乗るったら、乗るんだからぁっ
!!」
「どっからソレ(大砲)持ってきた?」「その魔法は使えたの? 」と、大いにツッコませてのセルフ人間大砲。
口上も、その演技も素晴らしかったです。
でも傷だらけの彼女には、魔法よりも拳法とかの方が似合う気がするw
アッコ「振り落とそうなんて無駄よっ。地獄の果てまで逃がさないっ!!」
この台詞を言っている時の表情といったらw 流星丸さんも怯えるくらいの、狂気の笑みでした。
アマンダに絡まれた時、アッコはホウキを制御していたように見えたんですが、あれはホウキに主として認められたんでしょうか?
アマンダは、フードファイターのチョンボによって失格に。悪いことは出来ないもんですね(ただし主人公達は不正が出来る)。
実況子「アァッコォゥ!? アッコがホウキでトンデルゥウゥ!!」
実況の子は、アフリカあたりにいるシャーマンの家系なのかな。声優さんも生き生きと演技してるし、結構好きなキャラです。
アッコがホウキにくっついていたのは短い間だけだったけど、白熱したシーンになっていて見応えがありました。この作品は、映像のレベルだけじゃなくて、進行の早さも映画並ですね。二、三分で、状況がカラリと変わります。
ロッテ「すごいよ。アッコがホウキで飛んでるよ」
無理矢理巻き込まれたにも関わらず、素直に応援するロッテ。リレーにも最初は乗り気じゃなかっのに、出場するとなったら頑張る彼女はやっぱり良い人だ。平気な顔で犯罪や不正に手を染める連中に影響されず、己の信じる道を進んでほしいものです。
ダイアナとアマンダは、あんなインチキじみたホウキに迫る速さで飛んでいました。才能的には、この二人がツートップっぽいですね。スーシィもかなりのもんなんだろうけど。
アッコの魔法の才能は、今のところ未知数だな。
結局優勝を逃してしまうアッコ。鳥みたいになって去っていった流星丸は、何話か後でまた出てきそうだ。
アーシュラ先生と話す前のダイアナは、釈然としていない顔をしていましたが、会話の後では少し嬉しそうでした。納得できない部分もあるけど、アッコを少しは認めたんだろうか。
アーシュラ先生は、シャリオを見て
アーシュラ「熱意だけよね。…でもいつか」
と言っていました。昔のシャリオとアッコは、似ているのか。
3話は、とにかく作画が良かったです。4話からが本番ですが、このクオリティが続けば覇権も狙えそうですね。
ダイアナが思いのほか良い人だったので、意地の悪いキャラクターは、彼女の取り巻きぐらいになるのかな。
この後、どうやって話を展開させていくのか、気になります。