23日
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発火のギャラクシーノート7、バッテリーの欠陥が原因
本体が発火する事故が相次いだスマートフォン「ギャラクシーノート7」について、韓国のサムスン電子は「バッテリーの欠陥が原因だった」とする調査結果を公表しました。
「結論的にノート7の焼損の原因はバッテリーにありました」(サムスン電子)
サムスン電子はバッテリーの設計に問題があり、電極が内部でショートしたり製造過程で一部の絶縁テープが外れていたりしたことなど、複数の要因が組み合わさったことが発火の原因だったと明らかにしました。一方で、「本体に問題はみつからなかった」と結論づけました。
去年8月に発売された「ギャラクシーノート7」は世界で発火事故が相次いだため、翌月に250万台のリコールが決定。リコール後も「燃えた」との報告が止まらずに製造が中止され、飛行機への持ち込み禁止などの措置がとられています。原因の分析は、社内だけでなく海外の調査機関でも行われたとされ、今後の安全対策を前面に出すことで、次のノート8の発表前に消費者の不安を払拭したい狙いがありそうです。(23日12:24)