1年の健康願う「ささ酒祭り」 奈良 大安寺
竹筒に入れた酒をたき火で温めて飲み、1年の健康を願う「ささ酒祭り」が奈良市の寺で行われました。
「ささ酒祭り」は、奈良時代に高齢で即位した光仁天皇が奈良市の大安寺の境内にある竹を器にして酒を飲んだところ、長生きしたという言い伝えにちなんで、毎年、行われています。
23日は大安寺の本堂で法要が営まれ、僧侶が錫杖(しゃくじょう)で参拝者の背中やひざなどをたたいて無病息災を祈りました。
境内では、長さ1メートルほどの竹筒に入れた「ささ酒」がたき火で温められ、参拝者にふるまわれました。
訪れた人たちは、湯気が上がるささ酒を器についでもらうと、勢いよく飲み干して、冷えた体を温め、1年の健康を願っていました。
大和郡山市から訪れた60代の女性は、「竹の香りがして、甘くておいしいです。からだがぽかぽかと温まります」と話していました。
毎年、参拝に来るという大和郡山市の90代の男性は「ささ酒のおかげで毎年健康です。ことしも元気に過ごしたいです」と話していました。
23日は大安寺の本堂で法要が営まれ、僧侶が錫杖(しゃくじょう)で参拝者の背中やひざなどをたたいて無病息災を祈りました。
境内では、長さ1メートルほどの竹筒に入れた「ささ酒」がたき火で温められ、参拝者にふるまわれました。
訪れた人たちは、湯気が上がるささ酒を器についでもらうと、勢いよく飲み干して、冷えた体を温め、1年の健康を願っていました。
大和郡山市から訪れた60代の女性は、「竹の香りがして、甘くておいしいです。からだがぽかぽかと温まります」と話していました。
毎年、参拝に来るという大和郡山市の90代の男性は「ささ酒のおかげで毎年健康です。ことしも元気に過ごしたいです」と話していました。