読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

summersunday’s blog

忘れてしまいたいことや どうしようもない悲しさに 包まれたときに男は ブログを書くのです

とりあえず3年働いてみたら仕事が楽しくなっていったときの話

就職・転職 就職・転職-就職
広告

お祈りメール来た、日本死ね  「日本型新卒一括採用」を考える (文春新書)

 

こんにちは。

 

仕事について語ります。

 

「とりあえず3年」

みなさんはこの言葉を聞いて、どう思いますか?

 

自分は、日本企業で長年働いてきたオジサンが言う台詞だと思ってます。たしかに一理ある、と思いつつ、早く辞めてもいいとも思っています。

 

自分が見るネットの世界では、「とりあえず3年」は悪。絶対悪として語られていて、はたしてそうなのか、自分の例を見て、社会人1~2年目くらいの方に考えてもらいたいと思ってます。

 

自分は、1社目にとりあえず3年居ることはそれなりに価値があることだと考えています。

 

あくまで自分の例です。one exampleとして。one pen can change the world.なので、one example can change your lifeでもいいのではないかと思いまして。なんだかとてつもなく面倒くさい人ってかんじがしてきましたね、長いよこの記事。

 

とりあえず3年働くとどうなる?

就職活動のときから語る!

就職活動のとき、自分はリーマンショックの後でした。

前年よりも大手企業の新卒採用枠が減り、先輩のアドバイスがあまりあてになりませんでした。

 

大手志向でいた自分も、採用枠が減って激戦化した大手の採用選考にもれ、やむなく中小企業も周っていました。

 

内々定をもらう時期は早ければ4年生に上がる前にもらう人もいましたし、4年生の4月~ゴールデンウイークまでに決まる人が大半でした。

 

そこで決まらず、延々と活動する人もいれば、大学院進学を試みたり、慌てて公務員試験の勉強を始めたり、就職浪人を視野に入れたり、といった状況の中、自分は活動を続けていました。

 

だんだんと病んでくるので、「最初に内定をくれた会社に潔く入ろう」と決意して、当時規模50名弱の企業に入社しました。

 

入社1年目

元気のある中小企業と言われていた会社に入社し、1年目は同期全員が同じような仕事をしていました。

 

同期の中にも差が出ましたが、なんとか落ちこぼれずに真ん中くらいの評価をもらえていたように思います。

 

しかしながら、先輩の指導が大変厳しく、20代の先輩に毎日詰められていました。悔しさから何度も辞めたくなりましたし、長い残業時間に体力的にもいっぱいいっぱいでした。ひと月に80~90時間残業していたと思います。定時17時で帰宅が21時~22時くらいでした。(まあ言うほどって気もするけど、しんどかったです)

 

何度も辞めたいと思いましたが、いま辞めて自分は果たして次の仕事なんてあるのだろうかという不安から辞められませんでした。

(給料は残業の分、同級生よりもらっていたのではないかと思ってます。月の手取りが20万越えるくらい。)

 

2年目

辞めたそうなかんじが出ていたのか、マネージャーから部署異動を告げられました。

 

2年目から部署が変わり心機一転、気持ち新たに仕事に取り組みました。精神的にストレスになっていた先輩から離れ、辞めたい気持ちは減りました。

 

それでも、残業は多くなり、かつ同期にも遅れをとっている気持ちになり、そこそこ低めのモチベーションのまま仕事を続けていました。

 

辞めたいという気持ちは減りつつ、かといって転職活動をする体力すらないような状態でした。

 

3年目

3年目に入って、同じ部署で2年目に入りました。

 

仕事の幅は広がって、できることも増え、同じ部署のチームにも後輩が来て、楽しい毎日でした。

 

2年目に感じていた同期への劣等感も減り、それぞれ違う仕事を任されるようになってきていたのもあるのかもしれません。

 

3年目の最後のほうには、部署を横断するようなプロジェクトに入れてもらえたり、社外との交流も持たせてもらえるようになって、どんどん自分の仕事が増えていっている気持ちになり、楽しくなってきました。

 

仕事が楽しくなってくると、必然とモチベーションも上がり、いろんな先輩からも褒められるようになって、いいサイクルになりました。プライベートも充実していたように思います。

 

とりあえず3年、この言葉の通り、自分の場合は1~2年目は辛い日々を我慢したようなかたちでしたが、3年目の後半くらいから楽しくなってきたと思ってます。

 

その後

せっかくなので3年目以降の話もしたいと思いますが、

 

4年半で辞めました。4年目から部署が変わり、その後半年ほどで新しい仕事に抜擢されて東京へ行くことになりました。

 

仕事へのモチベーションは高かったのですが、結果が出せず、そのまま新しい仕事へのプレッシャーから精神的にまいってしまい、体調を崩しました。

 

休んでから戻るという手もありましたが、同時期に転職活動をしていて、行きたい会社に内定したので転職をしました。自分の中では、4年半という仕事の経験値がなければ転職できなかったと思っています。

 

そう思うと、「とりあえず3年」の価値もあったと思ってます。

 

ちなみにちなみに、その転職した会社も辞めて、いまは別の会社にいます。まあ転職を繰り返しているしょうもない男の戯言エグザンプルだと思って聞いてもらえたら嬉しいです。

 

辛すぎてメンタル崩すくらいなら辞めた方がいいよ。じゃあね。いつか会おうね。最後まで読んでくれたあなたの転職相談ならいつでものるよ。ばいばいきん。

 

 

 

 

 

広告