虚無感を感じることがあります。精神的におかしくなる前から、元気にばりばりやってた頃から、ふと振り返ると、そこに空虚と書かれた空白の扉が大きく口を広げているような錯覚に見舞われていました。
学生の頃は、その感覚をさみしさと解釈していました。いつの頃からか、「虚無感=悪いもの」という図式が世の中にできあがったような気がします。私は虚無感を感じることって大切なことだと思います。解消法を探ります。
[ Title : 虚無感の解消法 2017年1月 ]
[ Camera : Nikon D700 ]
[ Lens : Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G ]
虚無感の解消法
とりとめもなく散文が続きますが、読み進めるうちに虚無感の正体を知ることができます。虚無感を落ち着いて感じることが、虚無感を解消するための近道でございます。虚無感は誰もが感じることがある当たり前の感覚です。
[ Title : 水色の空 2017年1月 ]
[ Camera : Nikon D700 ]
[ Lens : Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G ]
虚無感の感じ方
うすい青色の空が広がっていました。水色とは、まさにこの色のことを思い描く人も多いのではないでしょうか。1月の午後から夕暮れに近い時間帯。時として、空はこのような色合いを我々に見せてくれます。
こういった、ふとした一瞬に虚無感を感じることがあります。虚とは「むなしさ」。空っぽの感じを表す言葉のようです。
1日の散歩の回数を1回から2回に増やすことにしました。半年くらい前は、とにかくがむしゃらに体を動かすことによって、ちょっと緩んだ精神を立て直そうとしていました。最近は、少しずつ落ち着きを取り戻し、1日に1時間程度の散歩で、精神の天秤を揺らしていました。
仕事や書き物の時間を増やすようになって、頭をひねる時間の増加に合わせて、散歩の時間も増やすことにしました。
外を歩きます。風は少し冷たいくらいで、10分も歩けばちょうど良く感じられるようになってきます。そして感じるのです。虚無感を。
あー、自分はいったい何をしているんだろう。学生の頃は、楽しく盛り上がった飲み会の帰り道に、似たような感覚を味わっていました。
みんなでワイワイと盛り上がる瞬間はとっても楽しいのだけれど、そこからフッと抜け出したとき、あの感覚に襲われます。虚無感。
仕事をするようになって、忙しい毎日を送るようになりました。お金はあるけれど、時間がない。そんな生活をするようになって、水曜日の夜あたりにフッと思います。一体何のために働いているのだろう。虚無感。
精神的におかしくなって、仕事をやめて、少し元気になってきたときに、またもやあの感覚に襲われました。一体なんのために生きているのだろう。虚無感。
[ Title : 水色の空 2017年1月 ]
[ Camera : Nikon D700 ]
[ Lens : Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G ]
虚無感の正体
私が思うに、虚無感というやつは、何をしていてもすぐそばに、大きな口を広げて待っているものです。どんなに充実した、充足した人生を送っていようと、それはすぐそばにあります。
虚無感というやつは、お腹がすいたり、眠くなったり、そういうものと同様に、定期的に訪れるものです。
虚無感は、そこにあって当然のものです。上を見上げれば空が広がっているように、そこに当たり前に存在するものです。
これが、虚無感を解消する1番の方法です。
虚無感の解消法
もしもあなたが具体的な解消法を知りたいのならば、1つだけお勧めできる方法があります。それは、何かを集めることです。ペットボトルのキャップを集めてもいいでしょう。写真を毎日1枚撮ってもいいでしょう。
どんなものでも構いません。何かを収集して、それらがたまっていく様を眺めることです。今日は2個、キャップが増えました。今月は200枚の写真を撮りました。これらを成果として眺めるのです。
ある程度、収集をつづけたときに感じることがあります。これだけの数の〇〇を集めることができた。とても満足だ。
そしてふと、あの感覚に襲われるのです。虚無感です。いったいこれになんの意味があったのだろうか?楽しんでやってきたはずなのに、どことなくむなしさが漂うあの感じ。
もう虚無感の正体が分かりましたね。分かってしまえば、怖いものではありません。人間は分からないものに対して、それが分からないままだと不安を覚えてしまいます。
明日から何を集めましょうか。
[ Title : 塀を集めて 2017年1月 ]
[ Camera : Nikon D700 ]
[ Lens : Nikon AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G ]
さいごに
虚無感は、一種の燃え尽き症候群に近い存在だと私は思います。何かが達成されたとき、満足感を裏返すと、そこには虚無感が存在します。それはまるでコインの表と裏のように。