最強大関「稀勢の里」「白鵬」を倒し初土俵から89場所目で涙の優勝
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14日目に優勝が決まっていたとはいえ、千秋楽に白鳳に勝った事で横綱昇進は決定?
アンチ稀勢の里以外の相撲ファンはこの日をどれだけ待ち望んだ事だろう。
日馬富士、鶴竜が休場し豪栄道に不戦勝とはいえ14勝1敗は見事である。
両親が観戦するなかでの優勝インタビューの涙は印象的でした。
これまで周りが期待する事が相当のプレッシャーになっていた事は想像に難くない。
稀勢の里の軌跡
貴乃花に次ぐ年少2番目の記録(18歳3カ月)で番付を駆け上がり新入幕を果たす。
19歳2カ月での初の三賞受賞は貴乃花、白鵬に次ぐ史上3位の年少記録。
この頃は北の湖を彷彿させるものがあったが、新入幕から所要42場所での大関昇進は史上5位のスロー記録。
小結在位12場所は大関に昇進した力士としては魁皇と武双山の11場所を抜き史上最多。
昨年は史上初の優勝無しでの年間最多勝の受賞が決まった。
日本出身力士の最多勝は98年の3代目若乃花以来で幕内で1度も優勝がなく獲得した力士は初めてになる。
初土俵から89場所目での初優勝であり、大関昇進後31場所での優勝は歴代で最も遅い記録になった。
現役大関は4人いるが、唯一幕内優勝経験が無かった。
また平成時代以降昇進した大関で、幕内優勝皆無力士は稀勢の里と雅山の二人のみで、
また幕内優勝次点過去12回達成(2016年11月場所終了時点)で、優勝無しでは元大関・豊山(のち時津風理事長)の8回を超える最多記録所持者。
また、大関昇進後31場所での優勝は、琴奨菊の26場所を上回り、歴代で最も遅い記録になった。
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今後の稀勢の里への期待
横綱に昇進すれば日本人としては3代目若乃花依頼19年ぶりであり、日本人として期待しない訳はない。
稀勢の里の師匠である鳴戸親方は、かつて隆の里という四股名で横綱まで上り詰めた。
昇進した時には30歳を越え、糖尿病に苦しみながらも横綱まで昇進した姿から「おしん横綱」と呼ばれたほどだった。
この辺もどこか似ている。
白鵬は4場所連続優勝できなかったとし、今場所は発顔に2度も負けている。
休場した日馬富士、鶴竜の体調も心配だ。
横綱に昇進すれば30歳ではあるが今までとガラリと変わり大勝しそうな予感。
いい前例が千代の富士である。
30歳を迎えた年以降21回優勝している。
稀勢の里はとにかく休場が1日だけというのがスゴイ。
まとめ
稀勢の里が横綱に昇進すれば4横綱。
琴奨菊は大関陥落だし、照ノ富士はカド番。
大関陣は心配だが、今場所3賞の技能賞御嶽海(11-4)、敢闘賞髙安(11-4)、殊勲賞貴ノ岩(11-4)という20代の力士の来場所は楽しみです。。
ただここ数場所の栃煌山の不振と怪我が気がかりです。
千秋楽のNHKでは「稀勢の里を横綱にする会」会長で年末に心臓の手術を受けられ、
現在は自宅で療養中の北の富士さんが電話での対応とはいえ大分お元気になられたようだ。
来場所は毒舌が復活か!
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