学ぶことの多かった週末である。
長くなりすぎないように、今日はデモのことを中心に見てみたい。
今朝の朝日新聞(1月23日)によると、トランプ大統領に対する抗議デモは「世界約80か国の670か所で、約470万人が参加した」ということである。(主催団体による数字)
Women's march Washington
ワシントン女性大行進では、ピンク色の猫耳付き帽子をかぶる人たちで
路上が埋め尽くされた。
Une armée de «pussyhats» face à Donald Trump.De Paris à Washington, des marches pour les droits des femmes et contre Donald Trump | Le Figaro Madame
Vrouwen protesteren overal ter wereld tegen Trump
女性が中心だと明るい華やいだ雰囲気で、写真を見ていても楽しくなる。
こちらはベルギー・ブリュッセル(1月20日)
本当に数多くの写真があがっている。各国の記者のみなさんが、週末あちこち走り回って撮ってくれたものだ。
明るい笑顔があふれる中、こちら プリシュティナ(コソボ)の静かな行進が心に残った。(注:プリシュティナは、コソボの首都。2008年にセルビアからの独立を宣言したが、セルビアはコソボ共和国の独立を認めていない)
ツイート1
ツイート2.
右のかた、 蝋人形みたいにみえるのは私だけ?
たぶんスペリングを考えているところでしょう。
ツイート3.
トランプ氏のための自転車を作ったようだが、もしかして鉤十字・ハーケンクロイツにしたかったのでは?(ナチスの鉤十字は、卐を45度回転させた印)
話が逸れるが、アイコンが気になってしかたがない。イウォーク族のウィケットに扮したらしき、猫のチャッピー君が可愛い。
ツイート4.
アメリカでの行進の規模が一目瞭然。
ツイート5.
え?こんなに少ないの?
T大統領はきっと 虚偽の写真だって言うだろう。
ツイート6.
考えさせられたツイート。
自分や家族はリベラルだが、身内の何人かはT氏に投票したようだという。
「白人女性がトランプを選んだのだ」というプラカードを持って行進に参加し、様々な反応を丁寧に報告している。
ツイート7.
ドイツのどこかの店頭に立つスターウォーズの広告。それさえも今は深い意味が込められているのではないかと考えてしまう。
反乱同盟軍(Rebel Alliance)はT大統領に抗議する人たちか。
「本を読みなさい」ー 本を読み、自分の頭で考えることで、無知蒙昧な烏合の衆から距離を置くことができる。ツイッター主はそのように言いたかったのでは。
フランスARTE局の番組から。
アメリカとの国境の町、メキシコのレイノサ(Reynosa)。
この町に流れ着いた人々。貧しく病んだ人々を収容している施設を訪ね、取材している。メキシコ人だけでなく、ほかの国々からも集まってきているとは考えてもみなかった。なんとかアメリカに行って仕事を見つけたいと言うが…。
レポートの続きを待ちたい。
フランスARTE局の番組からもうひとつ。
こちらはかなり怖い。
T大統領の就任式翌日、ヨーロッパの右翼政党の面々が、ドイツのコブレンツに集合した。「次は自分たちの番だ」と言わんばかりに。
右から
オランダ自由党 ウィルダース氏(オランダは3月に総選挙)
イタリア北部同盟 サルヴェーニ書記長
フランス国民戦線 ルペン党首(フランス大統領選は4~5月)
ドイツのための選択肢 ペトリ党首(ドイツ連邦議会選は9月)
Les têtes européennes de l'extrême-droite réunies à Coblence | ARTE Info
今日はいったん終わります。
おまけは うちの猫
春よ こい。