松方弘樹さんが死去 74歳、脳リンパ腫で
2017年1月23日18時44分 スポーツ報知
俳優・松方弘樹(本名・目黒浩樹=めぐろこうじゅ)さんが、脳リンパ腫のため21日に都内の病院で亡くなったことが23日、分かった。74歳だった。
松方さんは2016年2月、脳腫瘍の疑いから長期療養のため出演予定だった「夢コンサート」を降板。6月からの舞台「遠山の金さんと女ねずみ」の中止も発表。3月の検査の結果、脳リンパ腫との確定診断を受けたことが発表されていた。
所属事務所によると、葬儀は生前の本人の意志を尊重し、近親者のみで行ったという。
◆松方弘樹(まつかた・ひろき) 本名・目黒浩樹。1942年7月23日、東京都生まれ。父は俳優の近衛十四郎、母は女優の水川八重子、弟は俳優の目黒祐樹。明大中野高3年の60年に東映入りし、同年「十七歳の逆襲・暴力をぶっ潰せ」で主演デビュー。時代劇、任侠(にんきょう)映画で活躍する一方、日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!」などバラエティーでも人気に。釣りの腕前はプロ級で15年5月には自己最高を10キロ更新する361キロの巨大クロマグロを釣り上げた。