自民「高木前復興相の逮捕の事実ないと認識」

自民「高木前復興相の逮捕の事実ないと認識」
自民党は、さきに党の福井県連の会長が、県連が調査した結果だとして、高木前復興大臣がおよそ30年前に逮捕されていたと述べたことについて「県連が調査した事実はなく、高木氏の逮捕の事実もないと認識している」とする見解を示しました。
自民党の高木前復興大臣は、おととし、一部の週刊誌に、およそ30年前に、女性の自宅から下着を盗んだなどと報じられ、所属する福井県連の会長を務める山本拓衆議院議員が、先に県連が独自に調査した結果だとして「女性の自宅に住居侵入し、逮捕されていた」などと述べました。

高木氏が「そのような事実はない」と否定したため、民進党は衆議院議院運営委員会の理事会で、党としての見解を示すよう求めてきました。

これを受けて自民党の長島忠美理事は、23日の理事会で「党の幹事長室を通じて山本氏本人に確認したが、『県連が調査した事実はない』との回答だった。大臣時代の答弁を含め高木氏の発言がすべてで、逮捕の事実もないと認識している」とする見解を示しました。