蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【ゴルフ】遼53位後退「気分最悪」2017年1月23日 紙面から
◇キャリアビルダーC<第3日>▽21日、米カリフォルニア州ラキンタ、PGAウェストTPCスタジアムC(7113ヤード、パー72)など3コース▽晴れ、16度、北西6メートル▽賞金総額580万ドル、優勝102万6000ドル▽156選手 【ラキンタ(米カリフォルニア州)テッド・ムース】PGAウェストTPCスタジアムCを回った石川遼(25)=カシオ=は5バーディーを奪いながら1ダブルボギー、1トリプルボギーもあり、72と伸ばせず。通算6アンダーのままで53位に後退した。アダム・ハドウィン(カナダ)が米ツアー歴代2位に並ぶ59をマークし、通算17アンダーで首位に浮上した。この大会は3日間にわたって3会場を回って予選ラウンドを行い、通算5アンダーまでの77人が最終日に進んだ。松山英樹(24)=レクサス=は出場していない。 石川は前日まで絶好調だったドライバーショットが右に行きがちで定まらず、フェアウエーをとらえたのは3回だけ。なんとか予選は通ったが、本人も「やっぱり、まだ練習が足りていない」という内容だった。 1番パー4の第1打をいきなり右へOBし、その影響か寄せもミスするなどして「7」。その後はパッティングで持ちこたえてバーディーを重ねたが、16番パー5で95ヤードの第3打をグリーン奥の崖下に打ち込み、背丈以上の打ち上げとなった第4打もミスで「7」にした。 プレー後は石川自身も「(1番が終わったときは)アマチュアとしてエントリーするべきだったかな。試合と練習はやっぱり違う。気分は最悪だった」と自嘲気味。16番のミスについては「自分の得意な距離だったので、ギリギリを狙ってピンの奥につけてやろうくらいに思ったのが、ちょっと調子に乗ってしまった」と振り返った。 ただ、綱渡り状態とはいえ、「(内容的に)最低限のラインをクリアできてないが、それでも予選を通ったというのは米ツアーではあまりない。これを続けていけば、いいゴルフができたなと思ったときはもっと上にいられるんじゃないかな」とも。最終日は第3ラウンドと同じコースを回る。反省を生かせるかどうかの試金石になる。 PR情報
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