トップ > 中日スポーツ > 芸能・社会 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【芸能・社会】

愛之助&橋本&高岡 初共演舞台 抱腹絶倒サスペンスコメディー劇

2017年1月23日 紙面から

 歌舞伎俳優片岡愛之助(44)とA.B.C−Z橋本良亮(23)が初共演する舞台「デストラップ」が7、8月、東京・池袋の東京芸術劇場などで上演される。

 同作はアメリカの作家アイラ・レヴィンが1978年に発表した密室心理劇で、ブロードウェーで82年まで1800回以上のロングランを記録したほか、世界各国で上演されている。また、マイケル・ケイン主演で映画化された「デストラップ・死の罠」もヒットした。

 この傑作ミステリーを、ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズや映画「HK 変態仮面」で知られるコメディーの名手・福田雄一が翻訳、演出。抱腹絶倒のサスペンスコメディーに仕立て上げる。

 主人公の劇作家を演じる愛之助と、その教え子役の橋本、そして愛之助の妻を演じる高岡早紀(44)はともに初共演。愛之助は「勇者ヨシヒコ」に出演したことがあるが、舞台で福田作品に出るのは初めて。橋本は映像、舞台とも福田作品初挑戦となる。

 愛之助は「初めて共演する方ばかりですが、テレビや舞台で拝見しているみなさんが、どんなお芝居をなさるのか、それを福田監督がどう演出してくださるのか興味津々です。なかでも橋本良亮くんとのシーンは互いにわなを掛け合うことになるので非常に楽しみです」とコメント。

 福田作品はほぼ全て見ているという橋本は「サスペンスを演じるのは初めてです。でも福田雄一さんが翻訳、演出されるサスペンスコメディーなので“コメディー”の部分をとても楽しみにしています。全力で立ち向かっていきたいと思います」と抱負を語る。

 高岡は「愛之助さんとはすれ違ったことさえないので、どんな方なのか本当に楽しみです」と夫婦役に意気込んでいる。

 他の共演は佐藤仁美(37)、坂田聡(45)。静岡、愛知、兵庫でも公演を予定(いずれも日程、会場未定)。

<「デストラップ」> 舞台はブロードウェー。劇作家シドニー(愛之助)はかつてミステリー劇を大ヒットさせていたが、今や4作連続の失敗。妻マイラ(高岡)のなぐさめにもすっかり気落ちしていた。そんな彼のもとにクリフォード(橋本)という教え子から「デストラップ」という脚本が届いた。その質の高さから、シドニーはクリフォードを殺して、作品を奪う決意をするのだが…。霊媒師(佐藤)、弁護士(坂田)も巻き込んで、事態は思わぬ方向に進んでいく。

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ