トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

ロッテ・井上、チーム横綱目指す 稀勢の初優勝に感動

2017年1月23日 紙面から

チーム内の横綱昇進を目指すロッテの井上=ZOZOマリンスタジアムで(小林良二撮影)

写真

 ロッテの井上晴哉内野手(27)が22日、チーム内の番付表を書き換えると意気込んだ。

 大相撲初場所をテレビ観戦し、大関稀勢の里の涙の初優勝に感銘。19年ぶりとなる日本出身横綱の誕生に「まだ僕は前頭10枚目ぐらい。チームの横綱を目指したい」と声を張った。

 3年目の昨季は開幕スタメンも35試合の出場に終わった。「今年はレギュラーでずっと試合に出たい」。狙うは井口と福浦、細谷らと争う激戦区・一塁の定位置確保だ。そんな井上は中日・大島らとの自主トレで、休場なしに向けたケガ予防の鍛錬を実施。徹底的に体幹を鍛えた成果で「ケガをしないパワーの制御」が備わったという。

 現在の体重は球界の「日本人最重量」と胸を張る117キロ。重量番付ならすでに横綱級だが、プロ3年間で通算4本塁打はいかにも物足りない。この日は「第41回千葉マリンマラソン」のスターターを務め、ゲストのシドニー五輪女子マラソン金メダルの高橋尚子さんと対面した。大相撲に刺激を受け、金メダリストからはスマイルに癒やされた。愛称「アジャ」。幕張の綱となれ−。 (小林良二)

 

この記事を印刷する

PR情報

閉じる
中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日スポーツ購読案内 東京中日スポーツ購読案内 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ