【1月23日 AFP】米南東部のジョージア(Georgia)州とミシシッピ(Mississippi)州は週末に猛烈な嵐に襲われ、両州で合わせて少なくとも16人が死亡した。当局が明らかにした。

 ジョージア州防災当局によると、この週末に最大の被害を受けた同州中南部の農村地帯では少なくとも12人が死亡。ミシシッピ州では21日朝に南部で竜巻が発生し、同州防災当局によると4人が死亡し、20人が負傷した。

 ジョージア州南部クック(Cook)郡の当局者は地元紙アトランタジャーナル・コンスティチューション(Atlanta Journal-Constitution)に、同郡では8人が死亡し、うち7人はトレーラーパーク(トレーラーハウスを止める場所)に住んでいたと語った。

 米海洋大気局(NOAA)はジョージア州の一部地域で倒木や停電などの被害が出たと報告している。嵐は通過したが、当局は新たな強い暴風雨が接近しつつあると警告している。(c)AFP