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【国際】

空前の「ワシントン大行進」 女性、人種…各団体がトランプ政権にノー

21日、米ワシントンのペンシルベニア通りを埋め尽くす抗議デモの参加者ら=北島忠輔撮影

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 【ワシントン=北島忠輔】トランプ米大統領の就任から一夜明けた二十一日、女性やマイノリティー(少数者)に対する差別的な言動を続けてきたトランプ氏に抗議する市民ら五十万人以上が、首都ワシントンをデモ行進した。行進は女性団体が計画し、人種差別反対や環境保護、LGBT(性的少数者)の団体が呼応。公民権運動の指導者キング牧師が率いた一九六三年八月の「ワシントン大行進」の二十五万人を超えた空前の規模となった。

 トランプ氏の就任式が行われた連邦議会議事堂周辺には朝から続々と参加者が集まった。集会には女優スカーレット・ヨハンソンさんら有名人も参加。歌手マドンナさんは「変革はここから始まる。自由と平等のために闘おう」と訴えた。

 午後に予定していたデモ行進は、参加者が当初予想の二十万人を大幅に超えたため、主催団体が安全上の理由から中止を発表。ところが参加者は「女性の権利を守れ」「トランプは出て行け」と叫びながら歩き始め、トランプ氏が就任パレードをしたペンシルベニア通りを埋め尽くした。

 女性の権利保護を訴えるデモはニューヨークやシカゴ、ロサンゼルスなど米主要都市のほか、ロンドンやシドニーなど世界各地に波及。主催団体は約六百七十団体、計約四百八十万人が参加したと推計している。

 トランプ氏は選挙中、女性やイスラム教徒、黒人、障害者らへの差別的な言動が問題になった。市民の権利が軽視されることへの懸念が広がっている。

 

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