「キラキラ女子」燃え尽き症候群が増える理由

「○○しなきゃ」が口癖の社員は要注意!

ポジティブでバリバリ仕事をしていた若手社員が、急にやる気をなくして辞めてしまう。そんなケースが増えています(写真: cba / PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

仕事はバリバリやりつつも、美容や遊びなども手を抜かない完璧な女性を指して「キラキラ女子」と呼び、時に女性たちの羨望の的になることがあります。ただ、いつも“キラキラ”しようとすると、自分に過剰な負担をかけてしまうことがあり、注意が必要です。

20~30代に「見せかけポジティブ」が増加?

これに関連して、最近、企業の人事担当や管理者から「見せかけだけポジティブな社員が増えている」という話をよく聞きます。いつも前向きで、リーダーシップがあったり、ムードメーカー的な存在の“できる”社員が、ある日突然やる気をなくして、会社を辞めてしまうというのです。

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このようなケースは、成長期にある企業や、新しいプロジェクトチームの中で、業務の中核を担うようになってきた20代後半から30代の社員に多い印象があります。

会社側は、生き生きと働いているように見えた若手の突然のフェイドアウトに、「まさかあの人が……」と驚きを受けることもしばしば。現場も、できる社員の突然の不在に混乱します。なぜ、こうしたケースが増えているのでしょうか。

実は、人はポジティブな言動を取ろうとすればするほど、ネガティブに追い込まれてしまうことがあるのです。理想を掲げ、努力していくのは大切なことですが、自分に過度な負担をかけすぎてしまうと、バーンアウト(燃え尽き)を起こし、うつ状態を引き起こすことも珍しくありません。

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