北方領土 元島民の飛行機往来 ロシア側と協議へ
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政府は、元島民の北方領土への自由な往来に向けて、高齢化する元島民の身体的な負担を考慮し、現在の船による往来に加えて、飛行機でも往来できるようロシア側と協議を進める方針です。
北方領土への日本人の往来は、ビザの発給を受けずに訪れるビザなし交流や、墓参などが行われていますが、先月行われた安倍総理大臣とロシアのプーチン大統領との首脳会談では、元島民が高齢化していることを考慮して、人道上の見地から自由な往来を可能にするための案を検討することで一致しました。
これを受けて、政府は、船で訪問する際に国後島の古釜布で行っている出入域手続きを、択捉島や歯舞群島などでもできるようロシア側と協議することにしています。
また、現在の船での往来は、海が比較的穏やかな5月から10月ごろに限られるうえ、元島民の身体的な負担にもなっていることから、年間を通して短時間の往来を可能にするため、飛行機での往来も認めるようロシア側に求めることにしています。
政府は、安倍総理大臣がことしの早い時期にロシアを訪問する考えを示していることも踏まえ、次の首脳会談までに一定の進展を図りたいとしていて、ロシア側との協議を急ぐ考えです。
これを受けて、政府は、船で訪問する際に国後島の古釜布で行っている出入域手続きを、択捉島や歯舞群島などでもできるようロシア側と協議することにしています。
また、現在の船での往来は、海が比較的穏やかな5月から10月ごろに限られるうえ、元島民の身体的な負担にもなっていることから、年間を通して短時間の往来を可能にするため、飛行機での往来も認めるようロシア側に求めることにしています。
政府は、安倍総理大臣がことしの早い時期にロシアを訪問する考えを示していることも踏まえ、次の首脳会談までに一定の進展を図りたいとしていて、ロシア側との協議を急ぐ考えです。