トランプ大統領 就任式の視聴者数 ツイッターで自賛
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アメリカのトランプ大統領は、就任から3日目を迎え、テレビを通して就任式を視聴した人の数がおよそ3100万人だったという調査結果が出たことについて、ツイッターで自賛するコメントを出すなど、就任式が盛り上がりに欠け、人気のない指導者だという印象が広がらないよう、神経をとがらせています。
トランプ大統領は、就任3日目の22日、ホワイトハウスで高官の宣誓式に出席したほか、イスラエルのネタニヤフ首相と電話で会談しました。
宣誓式で、トランプ大統領は「党派ではなく、国民のために働こう」とあいさつする一方、「NAFTA=北米自由貿易協定の再交渉を始める」と述べ、NAFTAの見直しに向けた再交渉の開始について、大統領みずから初めて言及しました。
これに先立ち、トランプ大統領は22日、アメリカの調査会社が20日の就任式をテレビで視聴した人の数をおよそ3063万人だったと発表したことを受けて、みずからのツイッターで、「およそ3100万人が就任式を視聴した。4年前に比べて1100万人も多いではないか」とつぶやきました。
就任式をめぐって、トランプ大統領は、主要メディアが8年前のオバマ前大統領の時に比べて写真を比較するなどして参加者が大幅に少なかったと伝えたことについて、「うそだ。代償を払うことになるだろう」と述べ、強く非難していました。
これについて、プリーバス大統領首席補佐官も22日、テレビに出演し、「就任初日から大統領の正当性を損ねようとしていることが問題だ。われわれは座視しない」と述べ、就任式が盛り上がりに欠け、人気のない指導者だという印象が広がらないよう、神経をとがらせています。
アメリカでは、新しい大統領が就任してから最初の100日はハネムーンの時期とも呼ばれ、大統領とメディアは比較的良好な関係を維持してきましたが、トランプ大統領の下では、この点でも異例の展開となりそうな様相です。
宣誓式で、トランプ大統領は「党派ではなく、国民のために働こう」とあいさつする一方、「NAFTA=北米自由貿易協定の再交渉を始める」と述べ、NAFTAの見直しに向けた再交渉の開始について、大統領みずから初めて言及しました。
これに先立ち、トランプ大統領は22日、アメリカの調査会社が20日の就任式をテレビで視聴した人の数をおよそ3063万人だったと発表したことを受けて、みずからのツイッターで、「およそ3100万人が就任式を視聴した。4年前に比べて1100万人も多いではないか」とつぶやきました。
就任式をめぐって、トランプ大統領は、主要メディアが8年前のオバマ前大統領の時に比べて写真を比較するなどして参加者が大幅に少なかったと伝えたことについて、「うそだ。代償を払うことになるだろう」と述べ、強く非難していました。
これについて、プリーバス大統領首席補佐官も22日、テレビに出演し、「就任初日から大統領の正当性を損ねようとしていることが問題だ。われわれは座視しない」と述べ、就任式が盛り上がりに欠け、人気のない指導者だという印象が広がらないよう、神経をとがらせています。
アメリカでは、新しい大統領が就任してから最初の100日はハネムーンの時期とも呼ばれ、大統領とメディアは比較的良好な関係を維持してきましたが、トランプ大統領の下では、この点でも異例の展開となりそうな様相です。
デモなどについて「意見表明する権利認める」
トランプ大統領は22日、ツイッターに投稿して、女優や歌手など著名人も参加して新政権に反発するデモや集会が行われたことについて、「抗議をしている人たちは、なぜ投票しなかったのか。セレブたちは状況を悪化させる」と批判しました。
ただ、その1時間半後には「私が必ずしも賛成していなくても、彼らが自分の意見を表明する権利は認める」と改めて投稿しました。
ただ、その1時間半後には「私が必ずしも賛成していなくても、彼らが自分の意見を表明する権利は認める」と改めて投稿しました。