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中国の銀行口座を作ってApple Payを登録する

By 2016年7月5日スマートフォン, 旅行

AppleのiPhone6以降はNFCが搭載されていますが、ぶっちゃけ殆どの人は忘れていてもおかしくない状態だと思います。

私も実際忘れていました。

最近ふとApply Payの事を思い出したので、うーんやってみるかと思い検討。
アメリカやイギリスは距離的にも無理そう。じゃあ近場の中国かシンガポールかな?と思い調べてみます。

ANA SFC修行の時お世話になったシンガポールはパスポートとEP(エンプロイメントパス)が必要らしく、旅行者じゃ無理…ということでターゲットは中国

Apple Pay – Apple (中国)

銀行口座を作るとついてくるキャッシュカードに銀聯カード機能が付いているため、これだけでApple Payの登録が出来るらしい。

対応する銀行は沢山ありますが、中国4大銀と呼ばれる規模の大きい銀行を選択したい(なんとなくな安心感ってやつでしょうか)

中国4大銀とは以下のことを言います。

・中国銀行
・中国農業銀行
・中国工商銀行
・中国建設銀行

これらの銀行は日本にも支店があります。困ったとき役に立つかは知らないけれど多少安心感はあるかもしれない。

まず、事前準備としてパスポートの他に中国の電話番号が必要。

私はCMHKのデュアルナンバープリペイドSIMを持っていますので、香港の番号に加え中国の番号も持っています。
また、日本に居ても中国番号へのSMSも受信できますから仮にSMSでPINコードが送信されたとしても対応することが出来ます。更に中国で4G LTEで通信できますし、FacebookやTwitterも可能です。

残念ながらこのSIMカードは販売終了してしまったため入手が難しく…

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深水歩のSIM屋台では120香港ドルのところ180香港ドルというプレミア価格となってしまっている状況。
CMHK(というか中国移動)はTD-LTEに対応した端末が必要ですから注意してくださいね。

似たような製品で、China Unicom HKの跨境王は深水歩のSIM屋台でもまだまだ買える状況ですが、この香港と中国の番号をどっちも搭載したカードは無くなりつつありますので早めに手に入れておいて損はないでしょう。

こちらは4G LTEには対応せず3Gまでですが、世界中で使えるW-CDMAに対応していますので端末的な敷居は低いでしょう。

※香港と中国のデュアルナンバー系のサービスは基本的に終息傾向です。既存のユーザー向けとし今のところは使えていますがどこかのタイミングで使えなくなるかも?しれません(なので今のうちにという魂胆もあります)。

ということで中国へ

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香港からMRTに乗って中国の深センまで

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深センと言えば電脳街ですが今回は口座です、口座!

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とりあえず歩いて見つかる中国4大銀行の店舗に入っては口座開設したいと伝えますが、就労ビザが必要とかいろいろ足りないらしく作れません
昔の記事を見るとすんなり口座開設出来るみたいですが、最近はちょっと難しいようで・・・

(中国だと英語が伝わらないことも多くありますが、そんな時でも現地の人はスマホアプリの翻訳ソフトで対応してくれることが多いですね。伝達に時間はかかりますがコミュニケーションは出来るでしょう。そもそも私英語すらまともに喋られないんだけど。)

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結局口座を作れないまま、深センから広州までCRHで移動!

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次の日の朝、ホテル近くにある中国工商銀行へ、土曜日の朝一ということもあり行員さんも暇そうな感じ(中国の銀行によっては休日も普通に営業しています

入り口にいた行員のおばちゃんに口座作りたいんだけどーと伝えて必要な物はパスポートだけでOKでした。
あとは紙に必要事項を記入して終了。住所はホテルの住所でOKでした。

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ちゃんとネット口座も忘れず開設しましょう(言わないとやってくれない)
パスワード生成するトークンがもらえます。

キャッシュカードを作ったあと、再び入り口の行員のおばちゃんのところへ行ってねと言われたのでもっていくとスマートフォンのアプリを入れて設定してもらいました。
あと銀行用?のメッセージやチャットツールも入れてもらい行員のおばちゃんを友達に追加してもらいました。

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日本のApp Storeでも見つかってよかった…

手持ちに5000人民元くらいあったので試しにATMで入金。

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ということで口座ゲット!通帳とかは無くキャッシュカード(銀聯カード付き)です。

Apple Payに登録!

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日本の言語ではApple Payは出てこないので一度地域を中国に設定すると設定にあるWalletのところがWalletとApple Payになります。

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カードを読み込んで利用条件に同意。

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SMSで口座を作った時に登録した携帯電話番号に確認コードは送信されます。

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確認コードを入力します。

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これで使えるようになりました!

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試しに中国のセブン-イレブンで使おうとリーダーにかざすとおおおおおお!

決済失敗(金が無い的な表示)

うん・・・口座作った当日だからかな?まぁ次の機会に再トライしましょう。

最後に

iPhoneにNFCがついていることがわかったので満足です!

で、一時期HSBC香港に口座を作ることが流行っていたりしましたが、今は難易度が高くなってきています。HSBC香港が難しくなってきたと言われていたタイミングでは簡単に開設できた中国の銀行口座ですが、2016年、こちらもだんだん難しくなってきているようにみえました。
更にはデュアルナンバーのSIMカードの終息などいろいろこれから難しい環境になってくるのは確かです。そんなわけで今作るというのはアリなんじゃないかなとは思います。
別に私は投資とか全く興味ないんですけどね、なんとなく手元にあったかさばる人民元を預金したかったというそれだけの理由ですw

今回は中国工商銀行で口座を作りましたが、Webやアプリの言語的な対応が中国語中心なので結構難しいですね。勉強がてらそのまま使っていますが、その点は中国銀行の方が良いのかもしれません。

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パソコンと旅行が好きなのでモバイル機器が好きになりました。

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