浦出卓郎@小説家になろう連載中

芹沢や新見に関しては「水府浪人」と年齢のみの記載で、本名や出自は殆ど書かれていなかったのは残念ではありました。しかし、「試衛館一派」と言われる面々については、二次史料からではなく、文字通り上質な一次史料から直近まで近藤と暮らしていたことが明らかになったのですから興味深いです。

一説によれば芹沢村の平間重助には母がいたと言うことですが、この名簿は一家をなしている者については父、妻、姑、母、子などの記述が見られますので、そこで書かれないと言うことは芹沢村の重助と浪士組の重助はやはり別人と言うことでしょうか。そこまでは分かりませんね。

新選組研究者の皆様、すごい朗報を、教えていただきました！あったんだぁー。https://twitter.com/Wakiya_Teishu/status/823158971817041920 …

あと、沖田林太郎も近藤勇方にいたようです。今までは沖田総司一人だけが近藤のところにいたとも言われていましたが、実際はそうではなく、家族と一緒にいたようですね。この史料は東京大学法学部研究室図書室所蔵で行けば誰でも見る事が出来ます。

この小谷陽之助という人物は上京後の近藤の書簡『志大略相認書』に身内の一人として名前の現れる人物です。恐らくは天然理心流門下で、幕臣か御三家家臣だと思われますが、橋本博編『維新日誌』にちょっと名前が現れるのみで、他には史料は名残ってないようですね。

@Wakiya_Teishu @morokoshoten 実は先日既に察知しておりまして、内容は確認していました。面白い情報故に温存していたのですが、ネットで名前が出て来ましたので、内容紹介させて頂きました。お騒がせて、失礼しました。

『浪士姓名簿』でしたね。興味深いのが浪士組結成当時、試衛館のメンバーとされている面々は牛込甲良屋敷ではなく、近くの加賀屋敷（市谷加賀町）にいたということです。更に土方と山南は近藤とは同居していなかったことが読みとれます。これは新出の情報でしょう。

「江川太郎左衛門支配所 武州多摩郡石田村住　亥弐十九 土方歳三 　御当地浪人 当時近藤勇方ニ同居　亥弐十　藤堂平助 水府浪人 亥四十 平間重助 妻子三人」

「阿部播磨守浪人 牛込加賀屋敷近藤勇方ニ同居 亥二十弐　沖田総司 　松前伊豆守浪人 右同断　亥弐十五 長倉新八」

『浪士組姓名簿』著作権は切れていると思うので翻刻載せますが、何か問題があれば連絡下さい。すぐに消しますので。原文と表記は少し変えています。 「松平陸奥守浪人 当時牛込廿騎町小谷陽之介地面ニ罷在候　亥二十八 山南敬助」

@capricious_risa 確かに芹沢村には「平間十助」という人がいたようです。過去帳には「芹沢　重助事」とあるようです。ただ、新選組のそのと人と同じかは謎ですね。戸籍と過去帳以外には史料はないようです。

こちらが最新投稿になります。 第一章　See no evil, hear no evil, speak no evil.（2） http://ncode.syosetu.com/n5450dt/3/ 

第一章　See no evil, hear no evil, speak no evil.（1） http://ncode.syosetu.com/n5450dt/2/ 

「シブサワくん家で午後五時にお茶を」「プロローグ 夢」 http://ncode.syosetu.com/n5450dt/1/ 

@tokima_ryo 後はどれだけ新家＝新見の可能性を深められる史料を出せるか、と言う辺りでしょう、今後の課題としては。短期間しかいなかったので非常に難しいところはありますが……。

@tokima_ryo 新家粂太郎は水戸藩士吉成勇太郎が「壬生浪人から引き取った」書いているものの新見錦の変名であるとする史料は見つかっていない人物、田中伊織は芹澤鴨の何日か前に亡くなっているということだけで同一人物扱いにされてしまった人物ですね。田中説はもう主流でないでしょう。

小説家になろうにて、「シブサワくん家で午後五時にお茶を」連載させて頂きます。何度も新人賞で落ちた作品なのでクオリティの面では自身がありませんが、読んで頂ければ有り難いです。 http://ncode.syosetu.com/n5450dt/ 

@nagumo4423 南雲様、創元SF短編賞のよしみでフォローさせて頂いていました。歴史の話の方が多いアカウントですが、今後創作方面にも力を入れていく予定ですのでよろしくお願いします。

@shivo7 志菩様、挨拶が遅れましたが創元SF短編賞のよしみでフォローさせて頂いておりました。今は歴史の話が多いですが、今後創作にもスライドさせていく予定ですので、宜しくお願い致します。