会社主催で色んなセミナーやら研修会が開催されていて
LGBT基礎知識を学べるという研修会に出席してきました。
虹色ダイバーシティの村木さんを講師として、LGBTとは何ぞや
という説明についてだけは、ためになる話が聴けたかな・・・。
LGBTとは言うけれど、それぞれ性質の異なるものだし
LGBよりも、非当事者にとって最も扱いに困りそうな
Tについての話に大部分が割けられてた感じです。
でもまぁ思ってた通り、完全に非当事者向けの内容でしたよ。
性別変更が済んでいないGID当事者かつ、現在進行系で生活上で
問題や悩みを抱えてるような人は、辛いだけという内容でした。
有休取ってまで聴講しに来たのに、こんな仕打ちされるなら
行かなきゃ良かった・・・。
というのも、ケーススタディと称して、出席者の中から数人選び出し
同僚からカミングアウトされたら・・・
家族からカミングアウトされたら・・・
差別的な言動を見かけたら・・・
という、3つのシチュエーションで、良い例と悪い例を演じてもらう
そういう演習がありました。
他の出席者はその様子を見てるだけで、時折演者の演技に対して
笑いが起こったのですが・・・
私からすれば、全部程度の差はあれど自分の身に起きた事だし、
現状で辛い事も多いし、それらがフラッシュバックしてね・・・。
まぁこれを笑いにしないと、会場の雰囲気が悪くなる事を考慮した
のかもしれないけど、その場から立ち去りたくなりましたよ・・・
他にも、非当事者の悪気のない発言あるあるとして
「ここにはそんな人(LGBTにあたる人)、いないでしょ」
「私の周囲にはそんな人はいないし、会ったこともない」
ってことが紹介されてましたが、
そもそも研修自体が、当事者がいない前提になってました。
仮に当事者がいるって知られると、犯人探しをしそうな感じだから
そういう前提の方が良いのかもしれないけどね・・・(´・ω・`)
(後編に続く)