Photoshopのフィルタ機能のひとつ、モザイクエフェクトは、手軽にピクセル状モザイクを作成することができます。今回は、四角形ではなく、三角形のピクセルモザイクをデザインするPhotoshopテクニックを紹介したエントリー「Quick Tip: How to Create a Triangle Pixelation Effect in Photoshop」をご紹介します。
フィルタ機能やツールのみで作成できる、簡単チュートリアルとなっているので、覚えておいて損はない、デザインテクニックのひとつかもしれません。
詳細は以下から。
チュートリアル情報
[info_box]プログラム : Photoshop
バージョン : CS5で作成 (古いバージョンでも可能)
難易度 : 初級者から上級者まで
所要時間 : 10分〜15分[/info_box]
チュートリアルハイライト
まずはイメージ写真を用意しましょう。今回は以下の写真を利用します。
まずはイメージ写真を2枚複製しましょう。
複製コピーしたイメージレイヤーを選択した状態で、メインメニューより「編集」>「自由変形」ツールで、角度が45度になるように変形しましょう。このときにオプションパネルバーに、数値を打ち込むことで、角度を設定できます。
次にメインメニューより「フィルタ」>「ピクセレート」>「モザイク」フィルタを選び、モザイク状になるように設定します。今回は3888x2554pxのイメージ写真に対して、128pxで設定しています。
「ゆがみ」ツールを使い、先ほどとは反対方向に変形しましょう。再度メインメニューより「編集」>「自由変形」を選択し、-45度傾けます。
変形したイメージレイヤーの不透明度を「50%」に設定します。
同様に複製したもう1枚のイメージレイヤーにも、エフェクトを加えていきます。メインメニューより「編集」>「自由変形」を選択し、-45度の傾きをつくりましょう。
続けて先ほど利用した「モザイク」フィルタを、イメージレイヤーに適用します。このときにCommand/Ctrl + F で、最後に利用したフィルタ機能を再現できますよ。
さらにメインメニューより「編集」>「自由変形」を選択し、今度は反対方向に、45度傾けるように変形しましょう。
カンバスを拡大ズームしてみると、若干イメージレイヤーがずれている場合があります。水平ラインが整うように、手動で微調整しておきましょう。
出来あがったデザインがこちら。チュートリアルはここまでとなりますが、今回は仕上げとして、Photoshopアクション素材を利用して、色合いを整えています。今回利用したアクションファイルは、こちらのページより無料ダウンロード可能となっています。
デザイン完成
お好みのフリーフォントを使い、デコレーションしたら完成となります。利用するイメージ写真に応じて、印象ががらりと変わります。通常のモザイクに飽きたという方に、オススメしたい写真加工チュートリアルでした。
参照元リンク : Quick Tip: How to Create a Triangle Pixelation Effect in Photoshop – PhotoshopTutorials.com