さんじょーのブログ

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ノマドワーカーの雑多なブログです。

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私のアトピー発症時から完治までの克服記録記事まとめ【効果のあった治療法と体験談】

アトピー克服体験記

数年前に急性アトピー性皮膚炎にかかり、顔、身体中にひどい湿疹ができました。

アトピー性皮膚炎で苦しんでいた時の記録と回復までの過程

皮膚科の先生のアドバイスのもと、治療したおかげで今では、アトピーだったことを忘れる時がある程、安定した肌状態になれています。(皮膚科にももう通っていません)

今回はこれまで書いた私のアトピーの治療記録、またアトピー時に役立ったことなどを書いた記事をまとめてみます。

今アトピー性皮膚炎で苦しんでいる方の少しでも参考になれましたら幸いですm(__)m

アトピー顔腫れあがる

↑炎症で顔がパンパンに腫れあがっていた時の写真。グロくてスミマセン(;´д`)

アレルギー検査でアレルゲンを把握する 

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↑アレルゲン検査を皮膚科でして頂き、食物アレルギーやダニ、ハウスダスト等のアレルギー値を調べました。私は花粉(スギ)とハウスダストがひどく、食物に関してはアレルギーなしでした。

皮膚科だけでなく、通販でも調べられるようなので、一度は調べておいたほうが役立つと思います。

寝ている間に顔や身体を掻きむしることを防止する

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 ↑アトピーの症状がひどい時は、夜はかゆくて眠れず、寝ている間も無意識のうちに掻き毟ってしまうという方が多いと思います。

手袋などだと、布ごしに掻き毟ってしまうのであまり効果がないです。

この方法は物理的に手が顔に届かないようにすることで、寝ている間に掻きむしることを完全に阻止できます。

私はこの方法を採用してから、夜中に顔を搔かなくなった(掻けなくなった)ため、朝起きた時の炎症がかなり収まりました。少し不自由な体勢になりますが、少しでも掻き毟る時間を減らし、完治を早めるためにもオススメの方法です。

アトピー肌向けの敏感肌用化粧品 

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 アトピー時の保湿に使える敏感肌向けラインの化粧品です。アトピー時はとにかく尋常じゃない位肌が乾燥しますので、顔だけでなく全身もしっかりと保湿していました。

その際、できるだけセラミド系の高保湿剤が含まれたもの、刺激の強い香料等が含まれていないもの、を厳選していました。

アトピーが治ってきたら、徐々に保湿を弱めていき、肌の基礎体力を上げていくといいと思います。

肌断食は慎重にしたほうがいいと思う理由

ちなみに私はアトピーが治った直後に肌断食をしましたが、肌がガサガサで湿疹がぶり返し、回復する兆しが見えなかったのでやめました。

徐々に保湿を弱めていくのはいい方法だと思いますが、いきなりの肌断食は肌にとって過酷すぎるのでやめたほうがいいと思います。

乾燥=肌の炎症に繋がり、ダメージを受けてしまい肌が余計に老化してしまいます。

アトピー性皮膚炎の慢性化を防ぐ、新薬が登場!? 

最近、アトピー性皮膚炎のかゆみが長期化する原因に、グリア細胞という神経伝達物質の働きが影響しているということが発見されたようです。

従来までは、皮膚の異常が原因だと考えられてきたことにより、ステロイド軟膏など皮膚に働きかける治療法がメインでした。

 抗ヒスタミンは慢性的なかゆみには効果が弱い?

内服薬として、抗ヒスタミン薬もありますが、抗ヒスタミン薬は慢性化したかゆみにはあまり有効でないのが難点です。

そのためステロイド等の軟膏も塗らないと炎症を抑えきれませんでした。

しかし、かゆみを長期化させるグリア細胞という神経伝達物質の働きが判明し、今後はかゆみを伝達する物質自体に働きかける内服薬が開発されることが期待されています。

将来的にはアトピーは簡単に完治できる?

ですので今アトピー性皮膚炎の炎症で苦しんでいる方も、もう少しだけ塗り薬と保湿ケアで治療を続けていけば、いずれ内服薬で痒みを伝達する神経物質自体を遮断できる、劇的に治療効果の高い新薬が発売される可能性が高いです。

現在、研究者のみなさんが一生懸命頑張って、製品化できるよう汗を流してくださっていますm(__)m

今、症状がなかなか改善されなくても、将来的にはアトピー性皮膚炎の治療法が劇的に高まる可能性が高いですので、どうか希望をもって頂きたいと思います。

私も末期の頃は本当にひどかったので「アトピーはこんなに生活を困難にし、大変な症状なのに、なんで有効な治療法がまだないんだろう(;´д;`)」と思っていました。

私のアトピー克服への道:最大のポイント 

私の場合、ステロイド軟膏からプロトピック軟膏に徐々に移行する、という治療法で回復することができました。

しかし、度々ぶり返したり、治ったり、の繰り返しで、結局完全に薬を手放せるまで3年以上かかりました。

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↑アトピーが改善しかけてきた頃。

アトピー改善後の現在の肌の状態

今では湿疹はできていませんが、やはり敏感肌であることには変わらず、汗をかいた直後にシャワーを浴びれないと汗もになりやすいですし、真鍮のアクセサリーは数時間でかぶれるので装着できません。

化粧品も刺激の強いものは被れるのでかなり慎重に選んでいますし、エステなどにも行けません。

それでも、アトピーの炎症時から回復できた今は、あの時の辛さをほぼ忘れる位、肌のことを気にしないで生活できています。

今の所は軟膏と抗ヒスタミン、保湿がメインの治療法が正解

今後アトピーの治療法が飛躍的に改善されるとしても、今はまだステロイド軟膏が中心の治療法がメインになるでしょう。

一番危険なのは脱ステだと思いますので、どうぞ皮膚科の先生を信頼し、ステロイドでしっかりと炎症を抑え、肌を細菌感染から守ってあげることが大事だと思います。

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アトピーの症状がひどい時のメンタルバランスの心得

あと、辛い症状の中にある方が、こんなことを言われると気分を害される方がいらっしゃるかもしれませんが、あえて書かせて頂きます。

アトピー末期でどんなに顔が腫れあがっても、湿疹でただれて原型をとどめなくなっても、自分の容姿が失われるのではないか、などという心配は一切しないことです。

 

私も一時期は顔が腫れあがり、誰だかわからない位変形しましたが、不思議と元の顔に戻れないのでは?という不安等は感じませんでした。

むしろ自分のパンパンに腫れあがった顔を写メに撮り、知人に送り付けて「お岩さんだよ~(◉◞౪◟◉) 」などとギャクにしていた位です。

最悪な状況の時程、先のことを考えると最悪なシナリオばかり思描いてしまいます。

逆に状況を笑ってしまう位に軽く受け止めておくと精神的に楽になります。(かゆみは辛いですが(;´д`))

アトピーが治れば皮膚も顔も綺麗に回復する

アトピーは皮膚が炎症しているだけですので、炎症が収まり、適切な治療をし、完治すれば元の顔に戻れます。

シワっぽくなっていた部分も元に戻ります。ガサガサ状態の肌もなめらかにちゃんと戻ります。

痒みでただでさえ辛い時に、さらに落ち込んでしまわないよう、先のことはあまり深く思い悩まず、ただただ少しでも今の症状がよくなるよう治療にせっせと取り組むのがベストだと感じます。

まとめ

以上がアトピーに関しての最後のまとめ記事でした!

これらの記事はアトピー発症時に記録として書いたものが多いため、症状が治った今では書くことのできない内容です。

今後は新しい情報等があればまた書かせて頂きますが、とりあえずアトピー克服記録は終わります。

アトピーの苦しみは治れば綺麗に忘れられます。

どうぞ危険な脱ステ療法等に手を出さずに、着実に少しづつ治療を続けていき、今、アトピーで苦しんでる方の症状が少しでも改善されますようにー・・(人´ω`)

 

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