もちろんクリプトン社にとっては専門外だからしょうがないんだけど、それにしたって……というのはボカロ厨でも抱く思いだろう。
最も重大な失敗は「初音ミクの次の子」を生み出すのに決定的な間違いを犯してしまったことだ。
ボカロファンらが求めているのは「初音ミクの後輩・妹分」だったことについては議論の余地もない。
ところがクリプトンは鏡音リン・レンという双子(という明確な設定はないが)のキャラクターにしてしまった。
これは女声と男声の両方を扱えるという技術ありきの設定で、初音ミクに並び立つキャラクターを生み出すという発想ではなかった。
それでも「初音ミクの次」でさえなければ割かしよく出来たキャラクターだった。
その次の巡音ルカは、初音ミクに比べて大人びた印象のキャラクターだが、デザインがあまりにもひどかった。
初音ミクは良い意味でダサくてそれなりにポップで、鏡音リン・レンもその路線を引き継いでいたのだが、
巡音ルカはいかなる層にも刺さらない「間違ったセクシーさ」を全身に帯びたデザインだった。
二次創作によって付けられたイメージを取っ払って改めてオリジナルのイラストを見たら誰がどう見たってただのやべぇ女でしかない。
衣装以上にひどいのがへの字に近い口元で、無意味に胸を強調するための腕組みポーズや白すぎる肌と相まって、心を閉ざしたメンヘラにしか見えない。
巡音ルカの技術的なウリは英語用のライブラリで、だったら単純にバタくさいキャラクターにでもした方がよっぽど良かっただろう。
まあ、結果的には「やっぱり初音ミク」という状況が生まれたわけで、それが悪かったとは一概には言えない。
また、その後に生まれたボーカロイド類似商品のキャラクターらも、
少なくともオタクにはちゃんと刺さった結月ゆかりを除けば大概ひどいデザインばかりで、
売れるキャラクターを生み出すことの難しさを感じる。
そんなに、巡音ルカって酷かったっけ? と思ってクリプトンのサイトを観たら…ホントにヤバかった^^; http://www.crypton.co.jp/mp/pages/prod/vocaloid/cv03.jsp