2017年1月22日22時34分
22日午後3時50分ごろ、和歌山県有田市初島町浜の東燃ゼネラル石油和歌山工場で火災が発生していると、近隣住民から110番通報があった。同社によると、潤滑油の精製装置があるプラント付近が激しく燃え、市は「爆発の可能性がある」として近隣の1281世帯2986人に避難指示を出した。市消防本部によると午後10時現在も燃えている。
同社や市消防によると、出火当時は近くで10人程度が作業していたが、けが人はいない。同工場では18日にも清掃作業中のタンクが燃える火災が起きていた。
同工場は、ガソリンや潤滑油など石油製品の生産拠点。紀伊水道に面し、敷地面積は248万平方メートル(甲子園球場約64個分)。出火したとみられるプラント付近から100~200メートルの距離に原油タンクが並んでいるという。
同工場の周りには住宅や畑が広がる。JR西日本は避難指示区域にある紀勢線初島駅に列車を停車させない措置をとった。
午後10時現在、市が開放した…
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