ダルビッシュはＷＢＣ欠場を正式表明

　レンジャーズのダルビッシュ有投手（３０）は２０日、地元ダラスで催された球団イベントに出席。２０１５年に右肘靱帯（じんたい）再建手術を受けた右腕は、３月のＷＢＣについて「（手術後は）リスクが大きすぎる」と語り、欠場する意向を明らかにした。球団地元紙フォートワース・スターテレグラム（電子版）が報じた。

　昨季終了後、右肘の状態は良好だったそうで、「今週から投球練習も始め、感触もいい。手術から２年でどんな投球ができるか、自分も楽しみ」と自主トレも順調だ。また、６年契約の最終年となる今季について「今までだいぶお世話になった。大きな契約をしていただいて本当に感謝しているし、ちゃんと恩返ししたい」と有終の美を飾ることを誓った。

　契約延長の行方が注目される中、球団公式サイトによれば、ダニエルズＧＭはダルビッシュの代理人と「何度か本格的ではない話をした」とコメント。同サイトは、レ軍の過去の契約延長の経緯などから、春季キャンプ中にも本格的な交渉が行われると予想した。