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【プロ野球】

ソフトB、工藤監督との契約 2019年まで延長

2017年1月21日 紙面から

監督コーチ会議に出席した工藤監督(手前)(式町要撮影)

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 ソフトバンクは20日、今季が3年契約の最終年だった工藤公康監督(53)との契約を2019年まで延長したと発表した。春季キャンプインを直前に控えての異例の公表。球団は、過去2年の手腕に加え、若手投手の育成能力やきめ細かな選手の体調管理なども高く評価しており、長いスパンでの常勝軍団構築を託した。球団側の思いを理解した工藤監督は強い責任感を口にした。

 「信用して3年という契約を頂いたので、報いるように5年、10年たってもホークスは強いと言われるチームを、地盤をつくっていきたい」

 秋山幸二前監督からタクトを引き継いだ15年に日本一に輝いた。しかし、昨季は前半戦を独走しながら最大11・5ゲーム差を日本ハムにひっくり返され、リーグ2位。CSでも日本ハムに敗れた。それでも球団の信頼は揺るがない。三笠杉彦球団統括本部副本部長は「優勝は逃しましたが、昨シーズンも83勝。王会長も後藤社長も含めて指導者として高く評価している。V奪回もそうですが、中長期的な視点でやっていだたきたい」と契約期間延長の理由を説明。選手の育成能力にたけ、コンディショニング管理にも精通していることなどからも、長期政権を託すにふさわしいと判断された。

 

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