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【プロ野球】

日本ハム・中田、WBC用侍ボディー完成 体重はベストの100キロ未満

2017年1月22日 紙面から

展示ブースで試食をする日本ハム・中田翔=幕張メッセで(出月俊成撮影)

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 日本ハムの中田翔内野手(27)が21日、3月のWBCに向け侍ボディーが仕上がったことを明かした。ハワイ自主トレを打ち上げ、20日に帰国。真っ黒に日焼けし、より威圧感が増した。ハワイでの約2週間を振り返り「密度の濃い練習ができたね。シーズン終わりから体重が7、8キロは落ちた。筋量は維持しつつ、今は100キロないかな。体重はベストだね」と、はにかんだ。

 現地ではトレーナーを務めるケビン山崎さんの指導を受けながら肉体を磨き、阪神・西岡ともトレーニングに励んだ。「剛さん(西岡)にもお世話になったし、いつもと違って仕上がりが早い。打ち込みも去年の倍以上はできている」と、充実の表情を浮かべた。

 見据えるのは世界一奪還だ。13年の前回WBCでは、野手最年少でメンバー入り。スタメンで7試合中6試合に出場したが、打率2割8分6厘、2打点。本塁打は打てず、チームも準決勝でプエルトリコに敗戦した。3連覇を逃した悔しさを知る経験者として「やり返すくらいの気持ちでやる。選ばれたからには小久保監督を喜ばせるようにやっていく」と、力を込めた。今大会ではDeNA・筒香とともに、左右の長距離砲として打線をけん引する活躍が期待される。「これから打ち込む期間もある。集中してやっていきたい」。悲願達成へ、万全の態勢を整える。 (佐藤啓)

 

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