マインドコントロール

相手の手口を知り、悪質カルトやマルチ商法の勧誘などに引っかからないようにしよう。

マインドコントロールの手段

①コンディショニング・・・パブロフの犬のように別の反応が出てくるよう条件付ける

②バビチュエーション・・・変な物でもそのうち気にならなくなる

③イノセンティベーション・・・もので釣る方法。

④ロックオン・・・こちらの都合のいい情報だけを選択させる。

⑤ポラライズ・・・YESかNOか、右か左か、極端に走らせる。

⑥リインフォーメント・・・気が付いたときには後戻りができなくなるようにしむける。

⑦サブリミナル・・・人の知覚できない刺激を繰り返し与え、学習させる。

⑧トランセンデンタル・・・超常的な経験によって一気にその人物の心をつかんでしまう。


洗脳のプロセス

(1) 参加者を日常から切り放し、隔離する。

(2) 精神的空白の状況に追い込み、そこに洗脳する内容を刷り込む。

(3) 大きな壁を乗り越えさせ、それによって、参加者に一体感を感じさせる。

(4) 洗脳内容を再確認させ、強化する。


政治宣伝のための7つの法則

1「ネーム・コーリング」

攻撃対象の人物・集団・組織などに対し、憎悪や恐怖の感情に訴えるマイナスのレッテルを貼る(ラベリング)。

メディアやネットによって繰り返し流されるステレオタイプの情報により、情報受信者は、徐々に対象に憎悪を深めていく。

2「華麗な言葉による普遍化」

飾りたてた言葉で自分たちの行為を正当化してしまう。

文句のつけようのない・つけずらいフレーズ・正義を強調し、共感を煽り立てる。

3「転換」

さまざまな権威や威光を用いて、自分たちの意見や目的や方法を正当化する、正しく見せかける。

4「証言利用」

尊敬される・権威ある人物を使って、自分たちの意見や目的や方法が正しいことを証言・後援させる。

5「平凡化」

自分たちの庶民性や、情報受信者と同じ立場・境遇であることを強調し、安心や共感や親近感、一体感を引き出す。

6「カードスタッキング」

都合のいい事柄を強調し、都合が悪い事柄を矮小化したり隠蔽したりする。

7「バンドワゴン」

大きな楽隊が目を惹くように、その事柄が、世の中の趨勢であるかのように宣伝する。

情報受信者は、それに従わないことにより取り残される情緒的不安を覚え、結局はその「楽隊」に同調していくことになる。